実は先日、岩手は内陸の秘湯へ4泊5日の日程で旅行してきました。この時期に岩手に行くことは、自分にとってとても大切な経験となりました。旅行記は今後ゆっくりとアップしていきたいと思います。
ですので、今回ご紹介するのは旅行前に作ったもの。旬のときしか食べられない、生のグリンピースを使った豆ご飯です。
といっても、もうグリンピースも見なくなってしまいましたね。思いっきり旬を外れてしまいましたが、せっかくなので記事にしたいと思います。
今回は、土鍋で炊く豆ご飯、あったかとろろやっこをご紹介。
★土鍋で炊く豆ご飯の作り方
- お米は研いで30分ほど水切りし、土鍋に入れてお米の1割り増しの水に浸けてしばらく置く。
- グリンピースはさやから取り出し、さっとひと洗いする。
- お米の浸水が済んだらグリンピースを入れ、適当な大きさの昆布と日本酒少々、塩を加えて全体を軽く混ぜる。
- 土鍋の蓋をして中強火に掛け、沸騰したら弱火にする。
- 10分ほど経ち蒸気がほとんど上がらなくなったら火を止め、10分ほど蒸らす。
- 土鍋も普通の金属のお鍋もご飯の炊き方はほぼ一緒。ただし土鍋は保温性が高く強火に弱いので、沸騰するまでは中強火に抑えておいたほうが吹きこぼれや土鍋の痛みの心配がないでしょう。
- 昆布と豆が若干水分を吸うので、加える日本酒の分を考慮せずいつも通りの水加減でOK。
- 火を止めるタイミングは噴出す蒸気を見ていると分かってきます。勢い良く出ていたのが、あるタイミングを境に急激に弱まるので、そこが火を止めるタイミング。おこげを作りたいときは、火を止める前に強火にして少し加熱します。
- お鍋での炊飯は電気炊飯器より圧力が掛かりにくいので、浸水、蒸らしをしっかりするのがポイント。ふっくらモチモチのご飯とホクッとした豆がとてもおいしいご飯になります。
★あったかとろろやっこの作り方
- 鍋に少量のお湯を沸かし、かつお節でかつおだしを取る。
- 豆腐は適当な大きさに切り、鍋に水、昆布と共に入れて弱火に掛け、じっくり温める。
- 1のかつおだしに味噌を溶き、濃い目の味噌汁を作る。
- 山芋をすりおろし、3の味噌汁を加えながら延ばす。
- 食べる直前に温まった豆腐を皿に盛り、上からとろろ汁を掛ける。
- 今回は熱々の豆腐にとろろ汁を掛けて、ほんわか優しい副菜にしてみました。豆腐の柔らかさととろろの滑らかさが良く合います。
- 豆腐は水分が多いので、とろろ汁の味付けはご飯にかけるときよりも濃い目にします。
- 山芋の風味を楽しむため、とろろ汁のほうは温めませんでした。その分豆腐を芯までしっかり温めておきます。
コメント