えびとほたての焼きカルパッチョ風・赤なすのスパイシートマ塩麹煮込み | 旅は未知連れ酔わな酒

えびとほたての焼きカルパッチョ風・赤なすのスパイシートマ塩麹煮込み

えびとほたての焼きカルパッチョ風 お魚

最近、魚も野菜も使うものが決まってきてしまい、メニューを考えるのもひと苦労。なので同じような食材でも飽きないよう味付けの雰囲気を変えて凌いでいます。

この日のメインは車海老とほたて。相方さんはどちらもお刺身では食べない人なので、どうやって食べさせるかまたまた考えどころ。

悩んだ挙句、今回は夏らしく食欲が湧くようにガーリックオイルでさっと表面を焼き、カルパッチョ風にしてみることに。ソースもマヨネーズにバルサミコとレモン汁を加えて酸味をプラス。このソースが思いのほかおいしく、これなら焼いたチキンなど他のものにも応用できそう。

いつも目新しいものが思い付くわけではありませんが、こうやってちょっとずつ工夫を絞り出して見つける発見も、料理の楽しみのひとつですね。

今回は、えびとほたて、トマトの焼きカルパッチョ風、赤なすのスパイシートマ塩麹煮込みをご紹介。


★えびとほたて、トマトの焼きカルパッチョ風の作り方


  1. トマトは1cm程度の厚さにスライスする。ほたては半分の厚さにスライスする。

  2. 刺身用車えび(刺身用なら他の種類でも)は殻を剥く。

  3. えび、ほたて、トマトそれぞれに塩コショーで軽く下味を付ける。

  4. にんにくは皮を剥いて包丁で潰しておく。

  5. ボールにマヨネーズ、バルサミコ酢、レモン汁、塩、コショー、セージ、オリーブオイルを加えてよく混ぜる。

  6. フライパンにオリーブオイルをひき、3の潰しにんにくを加えて弱火に掛ける。

  7. 香りがたったら強火にし、ほたて、えび、トマトをそれぞれ両面さっと焼く。

  8. 皿に盛り付け、5のソースを掛けてバジルを振る。

  • さっと両面を焼くことで旨味が凝縮し、生以上に濃厚な味わいになります。ソースとの絡みも一層良くなります。
  • 焼く際に油跳ねしないよう、えび、ほたては焼く直前にペーパータオルで水気を拭きます。トマトはどうしても水分が出てしまうので、やけどしないよう注意してください。
  • えび、ほたてから出た旨味を逃さないよう、トマトは若干長めに焼くようにします。しっかり焼いたトマトは水分が適度に飛んで旨味が濃くなります。

赤なすのスパイシートマ塩麹煮込み


★赤なすのスパイシートマ塩麹煮込みの作り方


  1. 赤なすは1cm程度の厚さの半月切りにし、水に晒す。

  2. 玉ねぎはくし形切りに、にんにくはスライスする。

  3. 深めのフライパンまたは鍋に多めのオリーブオイルをひき、にんにくを炒める。

  4. 香りがたったら鷹の爪をちぎり種ごと加える。

  5. 牛挽肉を加え、ほぐれるまでしっかり焼き付けるようにして炒める。

  6. 水分が飛び牛の脂が出てきたら玉ねぎを加えてさらに炒める。

  7. 玉ねぎがしんなりしてきたら赤なすを加えて全体を良く混ぜる。

  8. なすに油がしっかり回ったら、トマト缶、塩麹、コショー、粉山椒、タイムを加えて中火で煮る。

  9. なすに火が通り好みの具合まで煮えたら出来上がり。

  • あくやクセの無い熊本の赤なす。これまでなすは焼きなす以外は殆ど食べなかった相方でも赤なすなら全然大丈夫だということで、今年の出現率はかなりのもの。なす、美味しいから本当に嬉しい。
  • 今回はトマト煮込みに塩麹の旨味をプラス。だしを使わなくてもこれだけで深い味わいに仕上がります。
  • 夏をイメージして、今回は香辛料をしっかりきかせました。にんにく多め、鷹の爪は種ごと、そして粉山椒をプラス。意外に粉山椒が他の香辛料と違和感なく合ってくれました。最後に舌に感じる独特の辛味が夏にもってこいです。
  • なすの煮る加減はお好みで。今回は長めに煮てとろとろの美味しさを味わいました。
  • そのまま食べても美味しいですが、パスタのソースにしてもピッタリ。多めにできたので翌日ファルファッレを茹でて加えて美味しく頂きました。

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