独特のおいしさをもつポークランチョンミート、SPAM。チャンプルーを作るためにたまに買うのですが、塩分が濃く1缶のボリュームも結構なものなので、大抵半分ずつ使うようにしています。
この日も前日にチャンプルーを作り、残りの半分を活用することに。いつもならポーク玉子にするのですが、なぜか無性にペペロンチーノが食べたい気分。あの風味と塩分なら、きっと合うはず。そう思い、パスタに入れることにしました。
いざ作ろうと冷蔵庫を開けると、賞味期限が間近の卵を発見。できれば今日中に食べたいなぁ。ということで、急遽ペペロンチーノに卵を加えてみることに。
スパムの塩分や唐辛子の辛味を卵がまろやかにし、にんにくの風味がパンチを加えてくれる。ペペロンチーノでもカルボナーラでもない、これまで食べたことのない味。思いつきで作ったものが、想像を超えておいしくなる。そんな瞬間があるから、料理は楽しいと思えるのです。
ということで今回は、スパムとパプリカのエッグペペロンをご紹介。
★スパムとパプリカのエッグペペロンの作り方
- パプリカは細切りに、にんにくは粗みじん、スパムは短冊切りにする。
- フライパンに多めのオリーブオイルをひき、スパムを並べ弱火でじっくり焼き付ける。
- スパムの表面がこんがり焼けたら裏返し、にんにくを加えて更に弱火で焼き付ける。
- にんにくの香りが立ったらちぎった鷹の爪、パプリカを加えて炒める。
- スパゲティーは表示時間通りに茹でる。
- スパゲティーが茹で上がったら少々のゆで汁と共にフライパンに加え、全体をよく混ぜる。
- 味を見て塩、コショーで調整し、仕上げに溶き卵を加えて手早く混ぜる。
- スパムの表面をしっかりと焼くことで香ばしくなり、スパムのもつ塩分や旨味を油へと移します。
- にんにくや鷹の爪は焦げやすいので、スパムを裏返すタイミングで加えると丁度よく仕上がります。
- 今回は思いつきでパプリカを使いましたが、アスパラやほうれん草と合わせてもおいしそう。お好みの野菜で試してください。
- 卵をとろっと仕上げたい場合は、火を止めてから加えてください。今回はしっかりとした卵感を出したかったので、長めに火を通しました。
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