趣味である料理も、何となく面倒くさいなぁと思う時が。特に最近は勤務形態が変わり、日勤後にちゃっちゃと作らなければならない状況もあり、どうしても手の掛からないものになってしまいがち。
たまには半日くらい使ってじっくり料理したいと思いますが、限られた自分の時間で色々としようと思うと、なかなかそうもいきません。
ですが、この日勤勤務も悪いことばかりではありません。これまで決して手早いとは言えませんでしたが、以前よりは調理に掛かる時間が短縮され始めました。
そして何より、凝らなくても手抜きで美味しいものを考え付くように。いかにだし取りの手間をなくすか、いかに洗い物を減らすかなどなど、そんなことを考えるのも料理の楽しみのひとつなのかも、と思え始めました。
今回は、そんな超簡単、手抜き手軽おつまみを2品。切って加熱するだけですが、出来上がりはバッチリ。凝った味付けをしなくても、シンプルな美味しさが味わえる。当たり前のことですが、最近忘れかけていたことでした。
今回は、はまぐりとひらたけのバター蒸し、せせりと赤ねぎのねぎま風炒めをご紹介。
★はまぐりとひらたけのバター蒸しの作り方
- はまぐりはしっかりと砂を吐かせて殻を水洗いする。
- ひらたけは石づきを取り小房に分ける。小ねぎは小口切りにする。
- 鍋にバター、はまぐりを入れて蓋をし、強めの中火に掛ける。
- 貝が半分程度開いたらひらたけを加えて全体を混ぜ、再度蓋をして加熱する。
- はまぐりの口が開き、ひらたけに火が通ったら、しょう油、コショーで味を調える。
- 皿に盛り付け、小ねぎを散らす。
- 僕の好物、はまぐりバターやあさりバター。今回は、はまぐりから出た美味しい汁をひらたけに吸わせました。ひらたけからも旨味が出るので、相乗効果の美味しさです。
- はまぐりによって持っている塩分が違うため、最後のしょう油は味見をしてから加減して加えます。
- 今回はひらたけを使いましたが、お好みのきのこでOK。きのこは火が通りやすいので、はまぐりの口が半分程度開いてから加えます。
★せせりと赤ねぎのねぎま風炒めの作り方
- せせり、赤ねぎは適当な長さに切る。
- フライパンに米油(サラダ油)を熱し、せせり、赤ねぎを加える。
- 表面に軽く焼き色が付くまで待ってから裏返し、火が通るまで炒める。
- 具材に火が通ったら、しょう油、みりん、七味を加えて一気に絡める。
- せせりを焼き鳥のねぎま風にアレンジした炒め物にしてみました。焼き鳥の照りや香ばしさはありませんが、味はしっかりとねぎま味になっています。
- 赤ねぎは柔らかく火の通りが早いのでせせりと一緒に炒め始めましたが、太い長ねぎなどはあらかじめ適度に炒めてからせせりを加えたほうがいいかもしれません。
- 今回はみりんのみ使いましたが、もっと照り照り、甘辛い仕上がりにしたい場合は砂糖を加えても。
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