この日は、相方が仕事で遅くなるというので、またまたひとりの晩酌タイム。まだまだ日中はものすごく暑いですが、朝晩の空気が段々と夏のものとは違ってきました。
もうあと1ヵ月もすれば暑い日々も終わり。夏真っ最中には早く涼しくならないかな~なんて思いますが、夏の終わりの気配を感じ始めると少しだけ寂しくなるなんて、なんて現金なんでしょうか。
ということで、今回も普段食べられない夏野菜を総動員して、残りの夏をしっかり楽しむことにしました。夏野菜特有の爽やかな香りや苦み、青み。日本の四季って、本当にいいものですね。
今回は、めかじきとほたてのソテー 夏野菜タルタルソース、ほたてのわさび塩麹漬け納豆、きゅうりとなすの塩昆布梅煮をご紹介。
★めかじきとほたてのソテー 夏野菜タルタルソースの作り方
- きゅうり、みょうが、ピーマンは粗みじんに切る。
- ボールに酢、レモン汁、砂糖、セージを入れてよく混ぜ、1の野菜を加えて冷蔵庫で半日ほど漬ける。
- 野菜が甘酢漬けになったら余分な汁気を切り、マヨネーズ、コショーを加えてよく混ぜる。
- めかじきと刺身用ほたては水分を拭き取り、塩、コショーを軽く振り、薄力粉を薄くまぶす。
- フライパンにオリーブオイルをひいて強めの中火に掛け、熱くなったら4を並べて蓋をする。
- 表面に焼き色が付いたら裏返し、再び蓋をして強めの中火で焼く。
- あれば白ワイン少々を加えて風味付し、皿に盛り付けて3のソースをたっぷり掛ける。
- 今回は、きゅうり、みょうが、ピーマンといった夏野菜をタルタルソースにしてみました。あらかじめ甘酢漬けにしておくことで、爽やかな酸味がきいた軽い仕上がりになります。
- タルタルソースがしゃばしゃばになってしまうので、余分な汁気は切ります。もったいないので、漬ける時の酢の量は少なめにします。
- この夏野菜タルタルは夏野菜大好きな人向け。きゅうりやピーマンの青みや、みょうがの香や辛みをガッツリ感じます。これらの野菜が苦手な人にはきついかも、です。
- 塩揉みをせず敢えて生のまま甘酢漬けにすることで、野菜のみずみずしさや食感、風味をしっかり残しました。
- このソースは色々なものに合いそう。チキン南蛮やエビや鯵のフライに掛けてみてもおいしそう。
★ほたてのわさび塩麹漬け納豆の作り方
- 刺身用ほたては角切りにし、塩麹、わさびを加えてよく混ぜ、冷蔵庫で半日ほど漬ける。
- 大葉は千切りにする。
- 皿に納豆、1のほたて、大葉を盛り付け、風味づけにしょう油を垂らす。
- でました、レシピと言えない混ぜるだけ納豆つまみ。今回はぷりぷりとした食感と濃厚な甘さが美味しいほたてを合わせてみました。
- ほたては塩麹で半日ほど漬けると旨味が凝縮し、塩麹の甘さも加わり濃厚な味になります。納豆に混ぜずにこのままでも十分おつまみはご飯の友になります。
- ほたてを漬けた塩麹ごと加えることで、ほたてから出た旨味エキスをプラスし、納豆がより美味しくなります。
★きゅうりとなすの塩昆布梅煮の作り方
- 鍋に水、塩昆布、梅干しを入れてしばらく置いておく。
- なすは皮を縞状に剥いて適当な厚さの半月切りにし、水にさらしておく。
- きゅうりも皮を縞状に剥き、適当な厚さの輪切りにする。
- 1の鍋を火に掛けて煮汁が沸いたら弱火にし、なすときゅうりを加えて煮る。
- なすに火が通り具材に味がしっかり浸みたら火を止め、粗熱を取り冷蔵庫でしっかり冷やす。
- いつもは浅漬けで食べるなすときゅうりの組み合わせ。今回は塩昆布と梅の旨味や塩分、酸味で爽やかな煮物にしてみました。冷蔵庫でしっかり冷やすと美味しくなります。
- 塩昆布と梅をしばらく水に漬けておくことで、煮汁にしっかりと旨味と塩分が出てきます。
- なすときゅうりは縞状に皮を剥き、味の浸みと食感を良くしました。
- きゅうりを煮るとまた違った食感になり、どちらかと言えば硬めの冬瓜のような印象に。梅の風味が青臭さを抑えるので、生のきゅうりよりも食べやすくなります。
コメント