例年よりはマシとはいえ、やっぱり暑い今日この頃。暑い夏には冷たい蕎麦が恋しくなります。ということで、この日は日本酒に合う肴を並べて冷酒を愉しみ、〆につるっと冷たいつけとろを手繰ることにしました。
つゆはいつもの自家製ダシと返しブレンド。それをダシでのばしたとろろに混ぜていただきます。つゆのレシピはこちら!
今回は、明太こんにゃく、高野豆腐の卵とじ、オクラとじゃこのとろろ焼き、焼き味噌をご紹介。日本酒に合いすぎて、飲みすぎ注意です。
★明太こんにゃくの作り方
- 白滝は一口大に切る。明太子は皮から扱き出し、卵だけにしておく。ねぎは薄い斜め切りにする。
- フライパンに白滝を入れて中火にかけ、乾煎りする。
- 白滝の水分が飛んだら、ごま油を加えてさらにプリッとするまで炒める。
- みりん、しょう油少々を加えてよく混ぜ、ねぎを入れる。
- ねぎに丁度よく火が入ったら火を止め、明太子を加えて全体に混ざるようよく混ぜる。
- 白滝は余分な水分をしっかりと飛ばすのがポイント。プリッとした食感が生まれます。
- 明太子の味加減により、しょう油の量を調節してください。
- 明太子を入れるのは火を止めてから。余熱だけで丁度よく火が入ります。
- 辛いのが苦手な方はたらこでも美味しくできます。
★高野豆腐の卵とじの作り方
- 鍋に少量のお湯を沸かし、たっぷりのかつお節を入れてかつおだしをとる。
- 三つ葉は3cm程度に切る。
- 高野豆腐は軽く水で戻し、1cm程度の角切りにする。
- 漉したかつおだしに、みりん、塩、薄口しょう油を入れて味を決め、高野豆腐を加えて中火で味が浸みるまで煮る。
- 高野豆腐がしっかり煮含められたら三つ葉を加え、溶きほぐした卵を回し入れ半熟になったら火を止める。
- サブ的なイメージの強い高野豆腐ですが、卵とじにして煮汁や三つ葉と一緒にいただくことで、食べ応えも出てしっかりとした一品にすることができます。
- 高野豆腐をしっかり煮含めるのがポイント。半熟卵と一緒にジューシーに仕上げます。
★オクラとじゃこのとろろ焼きの作り方
- オクラとねぎは小口切りにする。
- 鍋に少量のお湯を沸かし、かつお節を入れてかつおだしをとる。
- 山芋はすりおろし、少量の漉したかつおだしでのばす。
- 3にオクラ、ねぎ、ちりめんじゃこ、卵、塩を加え、空気を入れるようによく混ぜる。
- フライパンにごま油をひき、4を流し入れ中火で焼く
- 全体が固まり、香ばしい焼き色が付いたら裏返してさらに焼く。
- 裏面も焼き色が付いたら皿に盛る。
- フワッと軽い食感に仕上げるため、少量のダシでのばし、空気を含ませるようにしっかり混ぜるのがポイント。
- 味付けはシンプルに塩だけで。ちりめんじゃこの塩分により加減してください。
- 中火で一気に焼くのがポイント。外はカリッと、中はフワトロッに仕上がります。
- お好みでかつお節やしょう油、ポン酢等を掛けてもGOOD。
★焼き味噌の作り方
- ねぎはみじん切りにする。
- 味噌にねぎ、かつおぶし、胡麻、みりん、砂糖、しょう油少々を入れてよく混ぜる。
- 百均の木製しゃもじ(焦げてもいいもの)に2を塗り、魚焼きグリルで焦げ目が付くまで焼く。
- そば屋の定番焼き味噌。手に入れば蕎麦味噌や、蕎麦の実を入れるとさらに美味しくなります。
- 具が多目、味噌少なめの配分で。味噌が多くなるとしょっぱくて食べられなくなります。
- 焼くときは、しゃもじが燃えないように気を付けて。
コメント