この日は、メインと副菜という献立では無く、なんとなくちょっとつまめるもので飲みたい気分。何を食べようかとスーパーをうろうろしますが、そういう時に限ってメニューが決まらないもの。
それでも、大好物の空芯菜やこんにゃくが安く売っていたりと、目に付いたものを適当にピックアップしていけば、結局最後はなんとなく形になってしまいます。ご飯のおかずではなく、酒のつまみだからできること。手軽に気軽に、それが僕の家飲みのモットーです。
そんな安売りメンバーで構成されたおつまみですが、3品中2品に活躍してくれたのが、やはり安売りしていた博多の万能ねぎ。今回はねぎと相性の良い塩と味噌を使い、ねぎの風味を思い切り堪能しました。長ねぎ、玉ねぎ、青ねぎ、万能ねぎ。どのねぎもそれぞれ個性があって、どれも美味しい。ねぎ好きにはたまりません。
今回は、ねぎ味噌バターポテト、ねぎ塩せせりこんにゃく、空芯菜と炒り卵のごま塩昆布ナムルをご紹介。
★ねぎ味噌バターポテトの作り方
- 新じゃがはよく洗って芽を取り、ひと口大に切る。
- 万能ねぎは粗めの小口切りに、ベーコンは短冊切りにする。
- 鍋に水、塩少々、切った新じゃがを入れて火に掛け、沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで茹でる。
- フライパンにオリーブオイルをひき、バターを加えて溶かす。
- ベーコンを加えてほぐしながら炒める。
- ベーコンが好みの具合になったら、湯切りした新じゃがを加えて炒める。
- 新じゃがの余分な水分が飛んできたら、味噌、みりん、コショー、バジルを加えて良く混ぜる。
- 仕上げに万能ねぎをたっぷり加え、好みの加減まで火を通して出来上がり。
- ねぎ味噌とバターを合わせ、ホクホクの新じゃがに絡ませました。味噌とベーコンの香ばしい香りがたまりません。
- 今回は新じゃがの季節でしたが、無い場合は普通のじゃがいもでももちろんOK。好みによって皮は剥いて使います。
- 今回はバターを最初から入れて作りましたが、バターをよりたたせた仕上がりにする場合は、仕上げに加えて絡めるといいかもしれません。
- 和風の味噌ですが、オリーブオイル、バター、コショー、バジルとの相性もピッタリ。ビールや白ワインにもおすすめです。
★ねぎ塩せせりこんにゃくの作り方
- 万能ねぎは粗めの小口切りに、鶏せせりはひと口大に切る。
- 鍋にお湯を沸かして塩を加え、糸こんにゃくを塩茹でして湯切りする。
- フライパンにごま油をひき、せせり、糸こんにゃくを炒める。
- せせりに火が通ったら、塩、みりん、ちぎった鷹の爪を加え、強めの中火で炒める。
- 仕上げに万能ねぎを加え、好みの具合に火が通ったら出来上がり。
- こりこりとした食感がおいしいせせりと、これまた食感がおいしいこんにゃくを合体。飲兵衛にはたまらない、安くて簡単、美味しいおつまみです。
- 味付けはシンプルに塩とみりん、鷹の爪だけですが、鶏の旨味とねぎの甘味が出てこれだけで十分な仕上がりに。
- 糸こんにゃくはしっかりと下茹でし、炒めることで味の入りと食感が良くなります。
- 糸こんにゃくが無い場合は板こんにゃくでも。シンプルな料理なので、こんにゃくはちょっと良い目のものを使う方が美味しくできます。
★空芯菜と炒り卵のごま塩昆布ナムルの作り方
- 空芯菜はざく切りにしてさっと塩茹でし、水にとって粗熱を取り、水気を絞る。
- ボールに卵を溶き、塩少々を加える。
- フライパンにごま油をひき、2の卵で炒り卵を作る。
- ボールに、空芯菜、炒り卵、炒りごま、塩昆布、コショー、ごま油を加えて良く和える。
- 簡単で美味しく仕上がる塩昆布ナムル。今回はしゃっきしゃきの食感の空芯菜に、アクセントの炒り卵をプラス。菜っ葉だけでは少しさみしく感じますが、これだけで彩りと味の良いアクセントになります。
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