もう4月に入り、春真っ盛り!といってもまだ桜がほとんど咲いていないので、まだまだ実感が湧かないですね。
それでも、スーパーに並ぶ食材は春らしいものばかり。野菜もそうですが、最近よく目に付くのが「釜揚げ」のついた海の幸。
今回は、そんな釜揚げのしらす、桜海老、ひじきをたっぷり使っておつまみに仕立ててみました。普段は干したものを使うばかりのこの食材たちですが、やっぱり釜揚げは美味しいですね。旬の時期にしか味わえない食感に、お酒がいつも以上に進んでしまいました。
今回は、にらの磯の香和え、栃尾の油揚げ桜海老味噌焼き、春キャベツとしらすの塩麹甘酢漬けをご紹介。
★にらの磯の香和えの作り方
- にらは3cm程度に切り、ざるにあけて熱湯を回し掛けて水気を良く切る。
- しょうがは千切りにする。
- 釜揚げひじきは水洗いし、水気を良く切る。
- ボールににら、ひじき、釜揚げしらす、しょうがを入れ、しょう油、ごま油少々を加えて良く和える。
- 柔らかく甘味、香りの強い今の時期のにら。今回はそれにひじき、しらすの香りをプラス。特にひじきは、釜揚げのものは香りが強く、乾燥ものでは感じられない「海藻感」をしっかり楽しめます。
- にらは食感を残すため、茹でずにお湯を掛けるだけでOK。余熱で丁度良く火が通ります。
- 素材の香りや旨味をシンプルに味わうため、味付けは控えめに。ごま油も香り付け程度に抑えます。
★栃尾の油揚げ桜海老味噌焼きの作り方
- 長ねぎは薄い斜め切りにする。
- ボールに味噌、みりん、ごま油少々を入れて混ぜ、釜揚げ桜海老、長ねぎを加えて和える。
- 栃尾の油揚げに切りこみを入れ、2を詰める。
- アルミホイルで包みオーブントースターで8分ほど焼く、焼き目が足りないようならホイルを外して焦げ目が付くまで更に焼く。
- 僕のお気に入りのおつまみ、栃尾の油揚げ。今回はいつも詰めるねぎ味噌に釜揚げ桜海老をプラス。何とも言えない香ばしさが広がります。
- ソフトな食感と優しい風味の釜揚げ桜海老ですが、手に入らない場合は干したものでもOK。その場合はみりんや酒で水分調整したほうがいいかもしれません。
★春キャベツとしらすの塩麹甘酢漬けの作り方
- 春キャベツはざく切りにし、たっぷりのお湯でさっと塩茹でする。
- 油揚げは魚焼きグリルで両面をこんがり焼き、一口大に切る。
- ボールにキャベツ、油揚げ、釜揚げしらすを入れ、塩麹、砂糖、酢、コショー、ごま油を加えて良く混ぜ、冷蔵庫でしばらく置く。
- 柔らかく甘味の強い春キャベツ。さっと茹でることで甘味が増し、かさが減るのでたっぷり食べられます。
- 今回は甘酢漬けの味付けに塩麹を使いました。しらすの旨味も合わさり、シンプルな味付けでしっかり旨味を感じられる一品です。
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