早いもので、1月もあっという間に後半戦。駅の勤務は1回出勤すると2日分働くため、もう本当に時間の流れが速くて速くて。久々に味わう泊り勤務の時間軸に、戸惑う暇もなく日々が流れてゆくのを感じます。
久しぶりに駅に戻り、心配していた年末年始の勤務。ですが今年は運よく、大晦日から2日まで自宅で過ごせることに。そこでいつも通り、おせちの中で好きなものを作りました。
全てはおいしいお酒と共に、ゆっくりとお正月を過ごすため。そう思うと、仕込の時間までもが楽しく思えてくるから不思議なもの。忙しい忙しいと言いつつ、その合間を縫ってできるところから準備してゆく。数年ぶりに味わうこの感覚に、駅員さんに戻ったんだと今一度実感します。
そしてやっぱり、ついつい作りすぎてしまうおせち。毎年必ず残るので、今年も色々とリメイクしました。なますはキムチ鍋の具に、黒豆はチリビーンズに。そんな中、栗きんとんがちょっとだけ残ってしまいました。
微妙な量の栗きんとん。さてどう活用しようかと考えましたが、甘味と合う豚肉と合わせてみることに。栗きんとんを溶かしたクリームソースは、甘味とまろやかさが豚肉と相性ばっちり。和の味に飽きたころに丁度良い、ワインにピッタリの一品となりました。
それにしてもこの写真、生っぽく見える・・・。実は翌日旅行のためリュックにデジカメを詰め込んでしまい、ものぐさでスマホで撮影したのですがこうも色合いが違うとは。やっぱりまだまだ、デジカメは手放せない。
ということで今回は、栗きんとんリメイク!ポークソテーマロンクリームソースをご紹介。
★栗きんとんリメイク!ポークソテーマロンクリームソースの作り方
- 長ねぎは薄い斜め切りにする。栗きんとんの栗は、好みの粗さに刻んでおく。
- 豚ロース厚切り肉は筋切りし、塩、コショーを振って小麦粉を薄くまぶす。
- 小鍋にオリーブオイルをひき、長ねぎを加えてとろみが出るまでしっかりと炒める。
- 3に生クリーム、刻んだ栗、残ったきんとんを加えてよく溶かし、弱火で温める。
- ふつふつと温まったら、塩、コショーで味を調える。
- フライパンにオリーブオイルをひき、強めの弱火で2の豚肉を焼く。
- こんがりと焼き色が付いたら裏返し、火が通るまで焼く。
- 豚肉に火が通ったら皿に5のソースをしき、焼いた豚肉を載せる。
- 生クリームによく炒めたねぎと栗きんとんのコクが加わり、シンプルな味付けながら深みのあるおいしいソースになります。
- 栗きんとんは入れすぎると甘くなりすぎるため、量は好みで加減します。
- 今回は長ねぎがあったので使いましたが、玉ねぎでもおいしくなりそうです。
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