あっという間に春を通り越し、すっかり初夏の陽気になってきた今日この頃。世間は10連休。そんな時代もあったねと懐かしく思いつつ日々働いていたら、気づけばもう5月も半ばになってしまいました。
春から初夏にかけ、スーパーにたくさん並ぶ春の野菜や山菜たち。選べる食材が増えるので、買い物も何となく楽しく感じます。
そんな中、今日の主役に選んだのは新じゃがと行者にんにく。この時期でしか味わえないものを、自分の好きな調理法で食べる。料理が好きで良かったと、そんなときにふとそう思います。
ということで今回は、新じゃがと塩辛のアヒージョ、行者にんにくみそ奴のふた品をご紹介。
★新じゃがと塩辛のアヒージョの作り方
- 新じゃがはたわしで洗い、皮付きのままひと口大に切る。にんにくは軽くつぶす。
- 中華鍋(またはフライパンやスキレット)に新じゃが、にんにく、ちぎった鷹の爪、たっぷりのオリーブオイルを入れて中火にかける。
- オリーブオイルがふつふつと沸いてきた弱火に落とし、くっつかないように時折混ぜつつ煮る。
- 新じゃがに火が通ったらすき間を開け、いかの塩辛を加えて火を通す。
- 仕上げにコショーを加え、全体に味がいきわたるよう混ぜる。
- 新じゃがは皮が柔らかく風味も良いので、気にならなければ皮付きのまま使うのがおすすめです。
- 今回は塩辛だけで味が決まりましたが、分量が少ない等味が足りない場合は塩で調整してください。
- 塩辛は火を通しすぎると硬くなるため、仕上げの段階で加えます。
★行者にんにくみそ奴の作り方
- 行者にんにくははかま(赤い部分)を取り、洗ってざるに並べる。
- 1に熱湯を回しかけ、粗熱が取れるまで置いておく。
- 行者にんにくの水気を絞り、5mm程度の幅に切る。
- 刻んだ行者にんにく、味噌をボールに入れてよく合える。
- 冷奴に4の行者にんにくみそを載せ、お好みでごま油を掛ける。
- 出ました、レシピと言えないほどの簡単手抜き料理。ですが、行者にんにくを活かすにはこれくらいシンプルが良いのです。
- 行者にんにくから香りのほかに甘味や旨味が出るので、味付けは味噌だけで充分です。
- 仕上げにごま油を掛けることで、よりスタミナ感が出るのでおすすめです。
- 今回は冷奴に合わせましたが、焼いた厚揚げや栃尾の油あげ、これを塗って焼きおにぎりにしてもおいしそう。行者にんにく、大好き!!
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