気がつけばもうすぐ12月。スーパーに並ぶ食材も、すっかり冬模様になってきました。これからの寒い時期に美味しくなってくるのが、鱈などの寒い地方のお魚。
最近ではスーパーでも美味しそうな生たらこをよく見かけるので、これは活用しない手は無い、と迷わず購入。塩漬けのたらこと違い、やっぱり生たらこにはこの時期でしか味わえない美味しさが詰まっていますね♪
今回は、生たらことれんこんの煮付け、揚げないきつねコロッケ、まぐろの塩麹ユッケ風をご紹介。
★生たらことれんこんの煮付けの作り方
- れんこんは皮を剥き、厚めのいちょう切りにして酢水に晒す。
- しょうがは千切りにする。生たらこは一口大に切る。
- 鍋にしょう油、みりん、酒、砂糖、しょうがを入れて火に掛け、沸騰したらたらこを加える。
- たらこがほぐれない程度に固まってきたられんこんを加え、落し蓋をして弱火で煮る。
- れんこんに火が通り、具材にしっかりと味が染みたら出来上がり。
- 僕の大好物、生たらこの煮付け。いつもは豆腐と一緒に薄めの味付けで煮るのですが、今回はおつまみということを意識して、濃い目の甘辛な味付けにしてみました。れんこんにたらこのだしがよく染み、何とも言えない美味しさです。
- たらこを加えたらしばらく触らないのがポイント。柔らかいうちに触ると卵がほぐれて散らばってしまいます。
- 今回はしょうがをきかせましたが、実山椒を入れても美味しそう。
★揚げないきつねコロッケの作り方
- たまねぎをみじん切りにする。油揚げは半分に切り中を開いておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎが透き通り甘味が出るまでしっかり炒めたら豚挽肉を加え、ほぐしながら炒める。
- 全体にほぐれて火が通ったら、塩、コショーで下味を付ける。
- じゃがいもは皮を剥き、水で濡らしてラップに包み、電子レンジで柔らかくなるまで加熱する。
- じゃがいもが熱いうちにボールに移し、スプーンで好みの具合まで潰す。
- 6に4の炒めた具材を加えてよく混ぜ、塩、コショーで味を調える。
- 油揚げの中に7のタネを詰め、平たく均して口を楊枝で留める。
- 魚焼きグリルに並べ、弱火で両面に焼き色が付くまで焼く。
- コロッケが食べたい・・・。でも油の始末が面倒・・・。というものぐさ発想から思いついたメニュー。油揚げの油気とじっくり焼いたカリカリ感が、意外とコロッケっぽさを感じさせてくれます。揚げないので低カロリーなのもいいですね。
- 中のタネは各ご家庭のコロッケのタネにアレンジして作ってください。僕はソース無しでも食べられる、シンプルな具材の塩コショーがきいたタネが好き。
- 今まで何度か意を決して作ったことのあるコロッケ。油の始末やキッチンの掃除、衣付けの手のベタベタなどなど、全てから開放してくれる油揚げ。本物のコロッケとまではいきませんが、これならいつでも気軽に作れます。
★まぐろの塩麹ユッケ風の作り方
- まぐろは角切りにし、塩麹、豆板醤、ごま油を加えてよく混ぜ、冷蔵庫でしばらく寝かせる。
- みつばは適当な長さに切り、熱湯を回し掛ける。
- 玉ねぎは薄くスライスし、辛いようなら水に晒す。
- 皿にみつば、玉ねぎ、1のまぐろを盛り付け、真ん中に卵黄を載せる。
- たまに作るまぐろのユッケ風。いつもは豆板醤に砂糖や蜂蜜等の甘味を加えて作りますが、今回は塩麹の甘さで代用。塩麹の邪魔にならない甘さと程よい塩分が、まぐろをより美味しくしてくれます。
- 今回は塩麹の風味を楽しみたかったので、豆板醤とごま油しか使用しませんでしたが、お好みでニンニクやごま等を加えてもいいでしょう。
- まぐろは和えてから少し置いた方が身が締まり旨味が凝縮します。
コメント