ふんわり香るヤエヤマーボー | 旅は未知連れ酔わな酒

ふんわり香るヤエヤマーボー

ふんわり香るヤエヤマーボー お肉

あのあおい日々から、もう1か月半。あぁ、八重山行きたい。すでに僕の中の八重山成分は枯渇しはじめ、あのあおさを求めている。そんなとき、ふと思い立ち八重山の味で成分補給。今年は石垣島からお土産を持って帰ってきたので、その作業が一層愉しくなります。

そのお土産というのが、前回のレシピでも紹介した島にんにくとピパーツの実。生を丸ごと乾燥させたからこそ味わえる華やかな風味は、粉のものとはまた違った雰囲気。包丁で刻めば香りたち、あのあおい日々の熱さが胸へと甦るのを感じます。

今回は、そんな島のスパイスを使った麻婆メニューを。沖縄そばだしの優しい味わい、そこにふんわり香る島のスパイスの豊かな風味。全体的に穏やかな、八重山の風を確かに感じられる仕上がりとなりました。

ということで今回は、ふんわり香るヤエヤマーボーをご紹介。

★ふんわり香るヤエヤマーボーの作り方


  1. 豆腐は水切りし、好みの大きさの角切りにする。

  2. 長ねぎは縦半分に切り薄い斜め切りに、島にんにくは粗みじん、ピパーツの実はみじん切りにする。

  3. 中華鍋(またはフライパン)に米油をひき、豚ひき肉を中火で炒める。

  4. ひき肉から油が出たら、島にんにく、乾燥島とうがらし、ピパーツの実を加えて炒める。

  5. 香りが立ったら長ねぎを加えてさっとひと混ぜし、豆腐、水、沖縄そばだしの素を加えて煮る。

  6. 豆腐が熱くなり味が入ったら、春雨を加えて煮る。

  7. 春雨が柔らかくなったら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

  • 島にんにくは小粒ながら風味が豊かで、調理すると他のにんにくとは一線を画す厚みのある香りが愉しめます。もし手に入るなら、絶対に沖縄産がおすすめ。
  • 生の島とうがらしは県外持ち出し禁止のため、必ず乾燥させたものを買って帰りましょう。
  • 今回は粉末タイプの沖縄そばだしを使いましたが、ストレートタイプのものでもOK。その場合は水を加えずスープで煮るようにします。
  • そのまま食べてもおいしいですが、ご飯にかけて丼にしてもおいしそう。豆腐と優しいだしを吸った春雨がよく絡み、ふるふるとしたまとまりのあるおいしさです。

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