別府で食べてその美味しさに衝撃を受けたとり天。それまで東京でも鶏天は食べたことはありましたが、本場のものはお肉に味が付いており全くの別物でした。やっぱり旅行して現地の美味しいものを食べるって大事。ご当地グルメを東京で食べたつもりになっていては、本当の味を知らないまま終わってしまいます。
それまでとり天はただの鶏の天ぷらだと思っていた僕は、その美味しさにどうやって作るのだろうかと別府のスーパーを覗いてみました。すると、あるわあるわ、鶏天の素。お肉を漬け込むたれ、そしてとり天の粉。それぞれ単品もあるしセットもある。でもその時は揚げ物解禁していなかったので、買って帰るのは止めました。
そして今、揚げ物解禁したので満を持してとり天を作ってみることに。でも東京ではとり天の素は見かけないし、お取り寄せするのも面倒だったので自分で作ってみました。
味付けは簡単、ヒガシマルうどんスープと酒、しょう油だけ。でも僕はあの時食べた記憶をたどり、絶対この味付けで近い雰囲気が出せるだろうと思っていました。そしていざ試してみると、やっぱり思った通りの仕上がりに。これでもう食べたいときにとり天が食べられる。遠くてなかなか行けない別府に思いを馳せ、また行ける日を夢みるのでした。
今回は、ヒガシマルで簡単!とり天、五郎島金時とかぼちゃのグリルサラダをご紹介。
★ヒガシマルで簡単!とり天の作り方
- 鶏もも肉はひと口大に切る。
- ビニール袋に鶏もも肉を入れ、ヒガシマルうどんスープ、酒、しょう油少々を加えてよく揉み込み、しばらく置く。
- ボールに卵、水を入れてよく溶きほぐし、小麦粉、ヒガシマルうどんスープを加えてさっくり混ぜて衣を作る。
- 揚げ油を180℃に熱し、漬け込んだ鶏もも肉に3の衣を付けて揚げる。
- 好みでポン酢やからしを付けて食べる。
- 僕が別府で2度食べたとり天は、それぞれ衣にも味が付いていたので、今回は衣にもうどんスープを入れました。
- 別府のとり天は唐揚げほど下味が強くなかったので、しょう油は控えめ、にんにくやしょうがは入れませんでした。お好みでにんにくやしょうがを加えても。
- 衣にうどんスープが入っているので、焦げないように注意して揚げます。
★五郎島金時とかぼちゃのグリルサラダの作り方
- 五郎島金時とかぼちゃ、ハムは角切りにする。
- ボールに五郎島金時、かぼちゃを入れ、塩少々、オリーブオイルを入れて和える。
- アルミホイルを大きめに切り、2を載せてしっかり包む。
- グリルパン(無ければ魚焼きグリルやオーブントースター)に3を載せ、あればふたをかぶせて火が通るまで焼く。
- 焼き上がったら熱いうちにボールに移し、ハム、マヨネーズ、レモン汁、コショーを加えて和える。
- さつま芋とかぼちゃは皮付きのままで。グリルパンに接した部分に焼き色が付き、焼きいものような香ばしい香りが出ます。
- 塩とオリーブオイルで和えてから焼くことで下味が付き、マヨネーズの量を減らせます。
- ほくほくのお芋とかぼちゃが美味しい、秋らしいホットサラダになりました。
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