旅行記 | ページ 94 | 旅は未知連れ酔わな酒

旅行記

旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ①~

岩手の山奥で迎える、幻想的な朝。夏油の山には濃い朝もやが掛かっていました。昨晩は日付が変わるずっと前に寝付いたため、すっきりとした目覚め。 外へ出て思いっきり深呼吸すれば、心地良い冷気と共にこの朝もやも体に入って来そう。そんな山の朝独特の気...
旅グルメ

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ②~

駅から路線バスで約25分、大沢温泉バス停で下車。相田みつを筆の「ゆ」の文字が目立つ大きな看板の横を下ると、目の前に木造の渋い建物が見えてきます。 『大沢温泉』には、ちょっとお高めの山水閣、茅葺屋根や味のある木造建築が特徴の菊水館、そしてこの...
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ③~

大沢温泉から長閑な道を歩くこと45分、鉛温泉『藤三旅館』に到着。この旅で真っ先に宿泊を決めた宿です。 こちらには5年前の冬に旅館部でお世話になったことがあり、昭和16年築の総けやき造り木造3階建ての本館はあまりにも重厚で、感動しきりであった...
スポンサーリンク
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ④~

藤三旅館といえばこれ、白猿の湯。日本一深い自噴天然岩風呂です。まずその浴場自体の造りが不思議なもので、2ヶ所ある出入口の戸を開けると、遥か下に小判型の湯船が見えます。つまり、浴槽は地下1階に位置しているということ。 細長い階段を下りて浴衣を...
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ①~

ディープな秘湯の世界にどっぷりと浸かった夜もあっという間に過ぎ、気が付けばもう朝に。温泉と本に癒され、すっきりと清々しい目覚め。古びたガラス窓からは、朝の柔らかい光が差し込みます。 桂の湯で川を渡る清涼な朝の空気を楽しみ、朝食の時間に。湯豆...
旅行記

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ②~

盛岡駅から路線バスに揺られ、八幡平に抱かれた秘湯、松川温泉を目指します。松川温泉へは、『岩手県北バス』が路線バスを運行していますが、1日2~3往復しか運行していないので、時間等はHPで要チェック。片道1,110円なので、盛岡駅前のバス案内所...
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ③~

地熱発電所からのんびり歩くこと約15分、本日のお宿『松楓荘』の入口に到着。路線バスの松楓荘前バス停は目の前にあるので、地熱発電所に立ち寄らない場合はそこで下車します。 看板の横から川へと下る未舗装の道をてくてく歩きます。途中には小さな池があ...
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ④~

秘湯でのゆっくりした時の流れに身を委ね、湯上がりの心地良い気だるさを思う存分愉しみます。あたりも少しだけ薄暗くなり始めた頃、いよいよ待ちに待った夕食の時間に。温泉に何度も浸かると思った以上に体力を使うため、もうお腹はペコペコです。 今回予約...
旅の宿

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 5日目 ①~

屋根を叩く雨音を聞きながらの起床。窓の外へと目をやれば、濡れた緑が何とも瑞々しく艶やか。晴れもいいですが、雨には雨の美しさがあります。 今日の予報は曇り時々雨。その予報の通りに雨は断続的に降っています。起きたときはしっかり降っていたので、朝...
旅行記

岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 5日目 ②~

これからしばらくは、盛岡の美しい街並みを中心にお伝えしたいと思います。盛岡駅正面から真っ直ぐ伸びる大通りを進むと、大河北上川に架かる古い橋が姿を現します。 昭和28年建造、美しいトラスとアーチが印象的な開運橋です。駅から中心地へ向かう道とし...
スポンサーリンク