愛車、海を渡る。 ~水上バスとチャリンコと~ | 旅は未知連れ酔わな酒

愛車、海を渡る。 ~水上バスとチャリンコと~

ららぽーと豊洲ドック跡 チャリンコ

今日は天気もいいし、風も強くないしと、絶好のチャリンコ日和だったので、いざサイクリングへ!!

自宅~井の頭通り~国道20号~外堀通り~晴海通り~東京湾岸道路~若洲海浜公園~お台場~水上バス~日の出桟橋~芝公園~麻布十番商店街~六本木ヒルズ~渋谷~井の頭通り~自宅、というコース。

写真はお昼を食べに立ち寄った豊洲のららぽーとからの眺め。晴海通り沿いに面しています。

跳ね上げ式の橋とクレーンは、工業地帯時代のものをそのまま残しています。その奥にはレインボーブリッジに晴海ふ頭、お台場を一望の下に。

豊洲といえば今となってはオシャレな再開発著しいスポット。本当にきれいです。しかし、僕はきれいになる前の豊洲を何度も通過してきました。

勝どきを超え晴海通りに入ると、一気に工業地帯へと突入していました。廃線の貨物引込み線が物悲しい雰囲気を醸し出し、連なるダンプに機械の音。自転車で走っていて、これほど体に悪そうな空気を吸ったことは無いというほどの大気の悪さ。息をするのが苦痛に感じるほど。東京のイヤな部分を見てしまったかのよう。

このららぽーとも、IHI(石川島播磨重工)の跡地。この姿からは想像できません。そんな豊洲に、東京の魚市場が移転する予定です。築地市場老朽化のために豊洲へと移転してきます。その予定地から、基準値の想像を絶するほどの有害物質が検出されたとの事。そりゃこの土地のちょっと前の姿を知っていたらうなづけます。

僕は築地市場移転には反対です。やっぱり東京は伝統を大事にしない。老朽化ならばどこか仮設を用意して、築地を建て替えればいいだけのこと。それを敢えて豊洲へ、理解できません。

化学物質に侵された土の上でさばかれたお刺身を食べたいですか?築地はもう全国区、いや、世界に誇る魚河岸です。絶対残すべきです。

ちょっとお堅く、また、主観的になりすぎました。石原都政は生理的に嫌いなもので・・・。(東京オリンピックなんて・・・。)

若洲海浜公園

そんなどうでもいい難しいことはおいといて、程なく若洲海浜公園へと到着!前回来てからすっかりお気に入りになってしまいました。

本当に気持ちいいなぁ。写真は東京湾へと向かうコンテナ船。写真だとその大きさはイマイチわかりにくいと思いますが、甲板に大型コンテナを5段積んでます。こんな巨体が浮かぶって、やっぱり船ってすごいなぁ。

愛車と水上バス

船を見ていたら船旅がしたくなってしまい、愛車と海を渡ることに。今回乗船した「海舟」と愛車、レインボーブリッジのスリーショット。初めて船に乗る愛車が心なしか嬉しそうに感じます。

デッキ上の愛車

水上バス「お台場ライン」は230円で自転車をそのまま持ち込むことができます。約20分の船旅。船の最後部は写真のようにデッキスペースとなっており、そこに駐輪します。

海風が本当にきもちいい。愛車がそばにいるから格別です。こんなふうにチャリWelcomeな乗り物が増えるとありがたいですね!バスや電車も乗れるようにならないかな。チャリって、エコだしね。

水上バスからのレインボーブリッジ

水上バスはレインボーブリッジの真下を通過します。巨大つり橋を間近から眺めることができるのも船ならでは!

練習船日本丸

レインボーブリッジを抜け、晴海ふ頭付近で目にしたのが、日本丸。航海練習船の帆船です。すべて国産とのこと。ディーゼル機関船の多い現代で、帆船はすごく威厳を感じます。この日も乗組員がなにやら訓練を行っていました。

この先、日の出桟橋までの途中では隅田川の河口が見て取れます。奥には僕の大好きな勝どき橋、その手前には築地市場の岸壁があります。文字通り、魚河岸。

六本木ヒルズ

そして東京の名所として定着した六本木ヒルズを横目に高速でアスファルトを駆け抜け岐路へとつきました。

東京も再開発が進む中で、負の部分はきれいにイメチェンし、残してもらいたいものはちゃんと保存してもらいたい、そう願わずにはいられない一日となりました。

本日の走行データ
走行距離 64.41km
走行時間 5時間46分
消費カロリー 664kcal
標高差 49m

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