またまた、松茸の見切り品を発見。普通のお値段では使わないような料理でも、普通のきのこよりちょっとだけ高い位の値段ならと、最近は色々な料理に使ってみています。見切り品なので香りは落ちますが、やはり味や風味はほかのきのことは違った独特さで、料理をより美味しくしてくれます。
今回も、そんな松茸を新潟の郷土料理風に。新潟の居酒屋さんで食べて美味しかったのっぺを、自分風に簡単アレンジ。根菜から出る旨味ときのこの風味が染みだした、素朴な美味しさを味わえます。色々工夫して作る料理も楽しいですが、やっぱりこんな素朴な美味しさが、心と体に沁み込みますね。
今回は、松茸と根菜ののっぺ風をご紹介。
★松茸と根菜ののっぺ風の作り方
- 里芋、大根、にんじんは皮を剥いて大きめのサイコロ切りにする。
- ごぼうは泥を落として乱切りに、鶏もも肉は小さめのひと口大に切る。
- 松茸は拭いて土を落とし、しいたけと共に適当な大きさの角切りにする。
- 鍋に水を入れ、昆布を小さくちぎるかはさみで切って加える。
- 里芋、大根、にんじん、ごぼうを加えて火に掛け、沸騰してあくが出たらあくを取る。
- 鶏もも肉を加えてあく取りし、松茸、しいたけ、みりんを加えて蓋をし、弱火で煮る。
- 具材に甘味が入ったら薄口しょうゆを加え、蓋をして弱火で煮る。
- 根菜に火が通って味が染みたら火をとめ、粗熱が取れるまで冷ます。
- 里芋から出る自然なとろみが美味しいのっぺ。本場の作り方や具材とは違うでしょうが、コロコロとした根菜の美味しさをしっかり楽しめます。
- 今回は里芋のとろみを楽しみたかったので、ぬめりを取らずにそのまま使いました。気になる場合は塩揉みするなどをしてぬめりを取ります。
- 熱いままよりも冷ました状態の方が、具にだしが染みこみ味も良くなります。
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