ミズと豚の味噌炒め | 旅は未知連れ酔わな酒

ミズと豚の味噌炒め

ミズと豚の味噌炒め お肉

僕の中で勝手に山菜の王者だと思っているミズ。シャッキシャキで、ちょっとねばねばで。それでいてアクやクセが全くないので、色々な食べ方で楽しむことができます。

東北へ旅する度に、現地で味わいミズ愛を深めてきた僕。そんな旅先でしか味わえない特別な存在でしたが、嬉しいことに数年前から近所のスーパーで毎年見かけるように。これはもう買うしかありません。

クセがなく、さっと茹でるだけで食べられるミズ。お浸しや水物、漬物や叩いてとろろ状にしたりと食べ方は様々。そんな中で僕の一番のお気に入りが、豚肉と合わせた炒め物。弘前でこの食べ方と出会ったときの衝撃は今でも忘れられません。

初夏になると食べたくなる、あの独特なおいしさ。下ごしらえに時間はかかるけれど、それすら乗り越えてでも食べたい大好物。一本一本皮をむきながら、また東北の空気感の中で味わえる日が来ることを心待ちにするのでした。

ということで今回は、ミズと豚の味噌炒めをご紹介。

★ミズと豚の味噌炒めの作り方


  1. ミズは皮をむき適当な長さに折る。
    • 葉の付け根を下に向かって折ると皮も一緒にむける。
    • 上の部分から下に向け適当な長さに折ってゆくと残りの皮もむける。

  2. しらたきはざく切りにして塩もみし、水洗いする。

  3. 鍋にお湯を沸かし、折ったミズをさっと塩茹でし湯切りする。

  4. フライパンにごま油をひき、豚こま切れを炒める。

  5. 豚肉の色が変わったらしらたきを加え、さっと炒める。

  6. しらたきに弾力が出たら、ミズを加えてさっと炒める。

  7. ちぎった鷹の爪、みそ、酒を加え、全体を混ぜてなじませる。

  • ミズの皮むきはコツをつかめば簡単ではありますが、結構時間がかかります。下ごしらえはあらかじめ余裕のある時にやっておくとスムーズです。
  • 皮は見えにくいのでむけているか心配になりますが、あまり気にしなくても大丈夫。葉を取る、折るの作業で取れる分だけで十分です。
  • いつもはしょう油で味付けしますが、今回はみそ味にしてみることに。豚の油とみそのコクをミズがまとい、何とも言えないおいしさです。

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