パクチーのごまスコひき肉サラダ・おでんだしチャウダー | 旅は未知連れ酔わな酒

パクチーのごまスコひき肉サラダ・おでんだしチャウダー

パクチーのごまスコひき肉サラダ お肉

歳を取ると味覚が変わる。本当にその通りで、以前は口にすることすら厳しかった食材を好きになってしまいました。その食材とは、パクチー。香菜やコリアンダーなどの呼び名もあるように、色々な料理に使われています。

僕は子供の頃から好き嫌いの無い雑食性。それでもこのパクチーは、口に入れることすら厳しいと避けてきた、数少ない食べられない食材のひとつでした。口に入れて飲み込むこと自体は10年ほど前に克服していたのですが、それでも入ってしまっているから仕方なく食べる、という程度。

それが何故でしょうか。本当に自分でも不思議なのですが、たまに行く居酒屋さんでホルパクなる料理を見て、美味しそうだと思ってしまったのです。

そしてついに先日、意を決してホルパクを注文。出てきたのは、パクチーと水菜の上に、塩味で炒めた牛ホルモンが載り、レモン汁が掛かったひと品。これがとっても美味しく、パクチーが食べられる、を一気に通り越して美味しい、好きだと思えるように。

好きになることなど、一生無いと思っていたパクチー。それをまさか自ら進んで料理する日が来るとは。きっとあの時、何かしらの良いタイミングが重なったのでしょうね。やっぱり好き嫌いが無いって、楽しい!こうしてまた自分の好みの幅が広がるのですから。

ということで、今日は珍しくサラダを先にご紹介。メインのシチューも美味しかったのですが、初めて作ったパクチー料理にしては上出来。我ながら驚くほど美味しかったので、満を持して最初にご紹介します。

今回は、パクチーのごまスコひき肉サラダ、おでんだしチャウダーをご紹介。


★パクチーのごまスコひき肉サラダの作り方


  1. パクチーはざく切り、トマトは角切り、にんにくはみじん切りにする。

  2. 中華鍋(またはフライパン)にごま油をひき、にんにくを炒める。

  3. 香りがたったら豚ひき肉を加え、ほぐしながら炒める。

  4. 火が通り脂が透き通ったら、オイスターソース、しょう油、砂糖、コショー、ごまスコ(無ければタバスコ、豆板醤等)を加え、さっと混ぜて馴染ませる。

  5. 火を止めてレモン汁を加え、さっと混ぜる。

  6. 皿にパクチーを盛り、5のひき肉炒めを熱いうちにかけ、上からトマトを載せる。

  7. 仕上げにマヨネーズ、コショーを掛ける。

  • 今回の味の決め手も、やはりごまスコ。これを加えるだけで、仕上がりがグッとアジアンな感じになります。ごまスコの香りと辛味がパクチーにピッタリ。
  • レモンの酸味が飛ばないよう、火を止めてからレモン汁を加えます。
  • ひき肉は脂が透き通るまでしっかりと炒めることで、独特の匂いを抑え、調味料の絡みを良くします。
  • 今回は豚を使いましたが、牛や鶏でも美味しそう。
  • パクチーに熱いひき肉炒めを掛けることで、程よく熱が入り、油と味が良く乗ります。
  • うちにはナンプラーが無いので、オイスターソースで魚介の旨味をプラスしました。ナンプラーやしょっつるがあれば、そちらでも。

おでんだしチャウダー


★おでんだしチャウダーの作り方


  1. 新玉ねぎ、新じゃがいも、にんじん、ベーコンは角切りにする。

  2. シチューパンにオリーブオイル、バターを入れ、具材を加えて中火で炒める。

  3. 具材に油が回ったら小麦粉を加え、ダマにならないよう全体をしっかり混ぜる。

  4. おでんだしを加えて全体を良く混ぜ、強めの弱火で煮る。

  5. 小麦粉がダマや焦げ付かないように時折混ぜながら、具材に火が通るまで煮る。

  6. 仕上げに生クリームを加えてさっと煮て馴染ませ、塩、コショーで味を調える。

  • うちのおでんは、ワンシーズン継ぎ足しスタイル。今シーズン最後のおでんを楽しんだので、残ったおでんだしをリメイクしました。おでん独特の優しい深い旨味が、クリームに良く合います。
  • 今回はオーソドックスな具にしましたが、葉玉ねぎや春きゃべつなど、春野菜をたっぷり加えても。

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