なんだか無性にアラビアータが食べたくなり、珍しくスーパーに行く前からメインが決まっていました。いつものようにマッシュルームを買おうかなときのこ売り場に行ったところ、見切り品の松茸が380円で売っているのを発見。
見切り品なので、そのまま焼いて食べるのにはどうかなぁ?という感じでしたが、普通のきのことしては十分使えそう。じゃあ安いし、マッシュルーム代わりに使ってみよう!と思い立ち、他の具もレンコンや里芋と、少し和を意識した野菜にしてみました。
意外とトマトソースと松茸の相性もよく、雰囲気としてはとっても濃い味のブラウンマッシュルームを入れたような感じ。松茸の持つ香りとダシがソースに染み出て、旨味の濃いトマトソースになりました。
同じく見切り品の、サシの入った半額ステーキ肉を叩いてひき肉代わりに使ったので、お値段の割には大満足な仕上がりになりました。見切り品も賢く使えば大活躍です。
今回は、秋の香りのごろごろアラビアータ、トマトのマスカルポーネサラダをご紹介。
★秋の香りのごろごろアラビアータの作り方
- 玉ねぎ、里芋、なすは角切りに、ニンニクはスライスする。松茸は手で一口大に裂く。
- レンコンは角切りにして酢水にしばらく浸ける。
- 牛肉は包丁で好みの細かさまで叩く。(無ければ牛ひき肉でOK)
- フライパンに多めのオリーブオイルをひき、松茸を入れて炒める。
- 松茸に火が通ったら、油をよく切りボールに取り出しておく。
- 5のオイルにニンニクを加え、じっくり弱火で炒める。
- 香りがしっかりたったら、ちぎり入れた鷹の爪、牛肉を加えて炒める。
- 牛がほぐれたら玉ねぎを加えて炒める。
- 玉ねぎが透き通ってきたら、里芋、レンコンを加えて軽く炒め合わせる。
- なす、トマト缶、コンソメを加えて中火で煮る。
- 根菜類に火が通り、好みの濃度に煮詰まったら、塩、コショー、バジルで味を調える。
- 炒めておいた松茸、茹でたパスタを加えてよく絡める。
- 里芋のぬめりが気になる場合は、塩で揉み洗いします。
- 松茸の食感を残すため、一緒に煮るのではなく、炒めたものを最後に合わせました。また、最初に松茸を炒めることで、オリーブオイルに松茸の風味を移すことができます。
- 里芋、レンコンは火が通りにくいので、少し小さめに切ったほうがいいかもしれません。
- なすの食感をバッチリ残したい場合は、ソースが煮詰まり始めたくらいで入れます。
- 牛の塊肉を包丁で叩いて使うと、ひき肉とは全く違った肉感が出て、食べ応えのあるソースになります。お肉が安く売っていたら、一度お試しあれ。
★トマトのマスカルポーネサラダの作り方
- ニンニク、玉ねぎはみじん切りにする。トマトは厚めにスライスする。
- マスカルポーネチーズに、ニンニク、玉ねぎ、塩、コショー、バジル、オレガノ、タイム、オリーブオイル少々を加え、よく混ぜる。
- トマトの上に2を載せ、その上から生ハムをトッピングする。
- 玉ねぎは細かくみじん切りにしてそのまま加えることで、独特の辛味と風味を活かします。
- とても簡単にできますが、パンや野菜のディップや、ステーキのトッピングなど、色々なものに活用できそう。これを塗ってサンドイッチを作っても美味しいかもしれません。
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