八重山旅行から帰ってはや半月。あまりにも鮮烈で全力だったあおさを新鮮なうちにと、いま頑張って旅行記を書いています。するとやっぱりどうしても、恋しくなる。今年の八重山は、あまりにも絶好調すぎた。
そんな豊かな記憶とともに、持ち帰ってきたお土産が。それはピパーツの実や島にんにく、四季柑と呼ばれるシークワーサーに似た小さな柑橘類。帰宅後はこれを色々な料理に使い、八重山の余韻に浸る日々を過ごしています。
そんな島の特産物をシンプルに味わおうと、ペペロンチーノを作ってみることに。ホールの実だからこそ味わえるピパーツの華やかな香りと、島にんにくの濃い風味。そこに四季柑の爽やかさが加わり、簡単ながら南国感溢れるおいしいパスタになりました。
ということで今回は、ペペロンチーノやいまの風をご紹介。
※ちなみに、生の島とうがらしは沖縄県外への持ち出しが禁止されています。今回は乾燥させたものを使いました。その他にも持ち出し禁止の農産物が多くあるため、お土産に持ち帰るときには調べたり店員さんに聞いてみましょう。
★ペペロンチーノやいまの風の作り方
- ズッキーニは薄い半月切り、赤オクラは斜め切り、豚バラ肉はひと口大に切る。
- ピパーツの実はみじん切り、島にんにくはつぶして粗みじんに切る。
- 中華鍋(またはフライパン)に多めのオリーブオイルをひき、島にんにく、ピパーツの実、乾燥島とうがらしを加え弱火で加熱する。
- 香りが立ったら豚バラ肉を加え、油が出るまで中火で炒める。
- ズッキーニを加え、ときおり混ぜながら柔らかくなるまで炒める。
- スパゲティーは表示時間通り茹でる。
- スパゲティーが茹で上がる直前に7に赤オクラを加え、塩で味を調える。
- 茹で上がったスパゲティーと茹で汁少々を加え、弱火で全体をさっと混ぜ合わせる。
- 皿に盛り、食べ進める途中でお好みで四季柑(またはシークワーサー)を絞る。
- 生の島とうがらしは県外持ち出し禁止のため、乾燥のものを使います。
- ズッキーニはあえて薄くスライスしよく炒めることで、とろとろとソースのようによく絡みます。
- 今回初めて生のピパーツの実を手に入れましたが、乾燥粉末のものとは全く異なる華やかな風味に驚き。これは旨いスパイスです。
- オクラは食感を残すため、仕上げの段階で加えました。今回は沖縄産の赤オクラが売っていたので使いましたが、繊維質ではなくそれでいて強い食感と風味がとてもおいしい野菜です。
- 四季柑やシークワーサーを絞ると一気に雰囲気が変わるため、途中の味変として使うと良いでしょう。
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