旅の宿 | ページ 40 | 旅は未知連れ酔わな酒

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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 2日目 ③~

涼風が通る大広間でうたた寝し、丁度目が覚めると3時過ぎ。旅館の方がお待たせしました、とお部屋に案内してくれました。 10時過ぎから大自然に抱かれた露天を楽しんできたため、少々湯疲れをしてしまいました。自宅には無い畳の感触を楽しみながら、火照...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ①~

岩手の山奥で迎える、幻想的な朝。夏油の山には濃い朝もやが掛かっていました。昨晩は日付が変わるずっと前に寝付いたため、すっきりとした目覚め。 外へ出て思いっきり深呼吸すれば、心地良い冷気と共にこの朝もやも体に入って来そう。そんな山の朝独特の気...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ③~

大沢温泉から長閑な道を歩くこと45分、鉛温泉『藤三旅館』に到着。この旅で真っ先に宿泊を決めた宿です。 こちらには5年前の冬に旅館部でお世話になったことがあり、昭和16年築の総けやき造り木造3階建ての本館はあまりにも重厚で、感動しきりであった...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 3日目 ④~

藤三旅館といえばこれ、白猿の湯。日本一深い自噴天然岩風呂です。まずその浴場自体の造りが不思議なもので、2ヶ所ある出入口の戸を開けると、遥か下に小判型の湯船が見えます。つまり、浴槽は地下1階に位置しているということ。 細長い階段を下りて浴衣を...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ①~

ディープな秘湯の世界にどっぷりと浸かった夜もあっという間に過ぎ、気が付けばもう朝に。温泉と本に癒され、すっきりと清々しい目覚め。古びたガラス窓からは、朝の柔らかい光が差し込みます。 桂の湯で川を渡る清涼な朝の空気を楽しみ、朝食の時間に。湯豆...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ③~

地熱発電所からのんびり歩くこと約15分、本日のお宿『松楓荘』の入口に到着。路線バスの松楓荘前バス停は目の前にあるので、地熱発電所に立ち寄らない場合はそこで下車します。 看板の横から川へと下る未舗装の道をてくてく歩きます。途中には小さな池があ...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 4日目 ④~

秘湯でのゆっくりした時の流れに身を委ね、湯上がりの心地良い気だるさを思う存分愉しみます。あたりも少しだけ薄暗くなり始めた頃、いよいよ待ちに待った夕食の時間に。温泉に何度も浸かると思った以上に体力を使うため、もうお腹はペコペコです。 今回予約...
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岩手の秘湯で何想う ~節目の鄙び旅 5日目 ①~

屋根を叩く雨音を聞きながらの起床。窓の外へと目をやれば、濡れた緑が何とも瑞々しく艶やか。晴れもいいですが、雨には雨の美しさがあります。 今日の予報は曇り時々雨。その予報の通りに雨は断続的に降っています。起きたときはしっかり降っていたので、朝...
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白銀への鉄路 ~列車で行く北海道 スキーとグルメの旅 2日目 ②~

東京を出発してほぼ一日がかり、ニセコグランヒラフスキー場の最寄駅である倶知安駅に到着。本当の最寄り駅は隣の比羅夫駅なのですが、現在は路線バスが無く、タクシーを呼ぶしかない無人駅。公共交通機関を利用するなら、この倶知安駅が便利です。 30分ほ...
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白銀への鉄路 ~列車で行く北海道 スキーとグルメの旅 3日目 ②~

たくさん滑って空っぽになったお腹を抱え、待ちに待った夕食。今日も前菜2品盛から。 ほうれん草の和え物は、ごま油とごまが香るナムル風。シャキシャキのほうれん草は甘味と風味が強く、久々に「ほうれん草を食べた!」と感じることのできる味。 合鴨のス...
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