ぐっすり眠り、朝早くにすっきり起床したので、ホテルの裏山へと続く遊歩道を散歩することに。御殿場の朝の空気がとても爽やか。ちょっとひんやりするのも、また気持ちいい。
頂上からは、雄大な富士を眺めることができます。御殿場市の富士見十景にも選ばれているそう。確かに、裾野までなにも邪魔するもの無く一望できます。
残念ながら、やっぱり頂上は雲に隠れたまま。昨日からずっと、どこか一部に雲が掛かっています。せっかくだから全体を見たかった。次の機会に期待します。
ホテルで朝風呂を2回楽しみ、いよいよ出発しなければならない時間。温泉とビール好きの僕は、もう1泊くらいしたいと思うほど大満喫しました。
帰りの送迎バスから見る富士。よく、山梨側は男富士、静岡側は女富士といいますが、それは富士山の形だけではなく、周りの景色も影響しているのかもしれません。静岡側からの富士山は、なだらかな裾野から、青く霞む富士山本体まで、余すことなく見られます。
程なくして、東名御殿場バス停に到着。ここで送迎バスを降り、今度は御殿場プレミアムアウトレット行のシャトルバスを待ちます。約20分間隔で運転されているので、さほど待つことなく乗ることができます。
到着したバスをみてビックリ。ラッシュ並みの大混雑です。よくよく考えたら、一番のあさぎり号が御殿場駅に到着した後なのでした。
満員バスに揺られること約10分、『御殿場プレミアムアウトレット』に到着。ここでウィンドウショッピングを楽しむことにします。
駅からのシャトルバスの他に、駐車場からの巡回バスもみな満員。それだけの人が訪れているはずなのに、その広さからあまり混雑した印象は受けません。
店舗数やブランドの多さだけでなく、ゆったりした空間でお買い物ができるというのも、人気の理由の一つなのでしょう。僕もここでシャツを一枚お買い上げ。
アウトレットを見て周り、いよいよ帰京の時間。帰りの高速バスはまだ指定を取っていなかったので、発券窓口のある御殿場駅までシャトルバスで向かいます。
窓口で次の便の乗車券を購入し、到着したバスに乗り込みます。車内はほぼ満席。当初は東名御殿場から指定無しで乗ろうと思っていたので、危ないところでした。やっぱり指定席は確保しておくのが安心です。
御殿場駅からは、山帰りのグループが乗車。この時期、御殿場から富士5合目までの登山バスが季節運行していたので、きっと富士登山の帰りなのでしょう。僕も近い将来、富士山に登ってみたい。そう思い、今から歩く練習を始めています。
バスに乗ってしまえば、あとは新宿で降りるのみ。あっという間の遅い夏休みでした。今まで御殿場といえば、その近さや観光スポットがあまり無いこともあり、泊まろうと思ったことすらありませんでした。
ですが今回実際に泊まってみて、予定を詰め込まない、きっちり行程を決めないからこその旅の楽しさの一つを感じることができました。
温泉に浸かってビール飲んで旨いもの食べて寝る。そんなのんべぇな大人のリゾートが、こんなに近くにある。ゆったり骨抜きになった、いいお休みとなりました。
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