そして今回もやってきました、『ぽんしゅ館』!!越後湯沢に来てここに寄らない手はありません。
まず一目散に向かったのが、利き酒スペースの『越の室』。ここで5種類の試飲を楽しむことにしましょう。
今回飲んだ中でも一番気に入ったのが、この桃姫。(写真がぼやけてる・・・)春までの限定品で、お土産にも売っていません。
まず驚いたのが、その色。淡いピンク色をしています。特殊な酵母を使っているそうで、香りもまるでイチゴのリキュールのようなフルーティーさ。
飲んでみるとこれまたリキュールのような甘さと心地よい酸味。でもこれ、正真正銘の純米酒だそうで、米と米麹しか使用していません。酵母の力を見せ付けられるような逸品。お土産で売ってたら絶対買ってたのになぁ。
途中こんなものをつまみながらお酒を楽しみます。去年ご紹介した「日本酒に合う塩」コーナーに、新たな仲間が加わっていました。新潟県産味噌です。
こんなもの用意されちゃぁ、たまらんですよ!カウンターには生きゅうりも売られていましたが、そこまでするとここに居座っちゃいそうなのでお味噌だけをつまみました。ホントここは酒好きのツボ、押さえすぎ。
利き酒で適度に心地よくなった後は、お土産を買い込み、その隣の『雪ん洞』で腰を落ち着けてご飯(といってもお米のエキスがメインですが)を頂くことに。(現在はおにぎりのみの販売)
ここでは「湊屋藤助」が気に入り、何回かおかわりしました。癖は無いが純米の旨みが心地いいお酒。
そして今回も注文したのが、「ぜんめの油炒め」。相変わらず旨いなぁ。ぜんまいが太くて肉厚なのに、全然筋っぽくありません。本当にこれはおいしい!
そしてこちらも前回同様、エリンギともち豚のモツ煮込み。これも相変わらず美味。ここが駅ビルの中ということも忘れてガッツリこれでお酒を飲んでしまいます。また味噌の濃さが絶妙なんです。
そして〆は、今年もまた「爆弾おにぎり」。魚沼産こしひかりのご飯1合の中に、好みの具を入れてくれます。今回も味噌漬け。やっぱりちょっとご飯が柔らかい感じがしますが、ふっくら甘味のある美味しいお米です。
美味しいお酒と料理を楽しみ、いよいよ帰京の時間が迫ってきました。新幹線の時間までまだ少しあったので、火照った体を冷ましに駅前へ出てみました。ここが雪国だということに、ふと我に帰ります。
道路を渡って温泉街の方を眺めてみました。雪に濡れる道路がライトをきらきらと反射しています。スキーに温泉、旨い飯。さらに地酒の宝庫。今度は湯沢に泊りがけで来てみたいなぁ、としみじみ思い、駅へと戻りました。
そしてもう一度、天から絶え間なく落ちてくる雪を見上げて、湯沢に別れを告げました。
東京から1時間ちょっと。そのトンネルの先にはこんな雪国が広がっています。スキーを楽しみ、湯に浸かり、地酒に酔って、情緒にひたる。学生が少ない時期の湯沢は、大人が心地いい別天地でした。また、来よう。
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