白銀への鉄路 ~列車で行く北海道 スキーとグルメの旅 3日目 ①~

雪にけむるニセコグランヒラフゲレンデ白い恋人温度計

朝目覚めると、窓の外は雪が舞い何も見えません。今日は一日、雪の中での滑りになりそうです。いつもニセコは吹雪のイメージがあるので、動じることもありません。

朝食を済ませ、早速エースセンターフォーリフトに乗り、エースヒル前へ。グランヒラフの象徴ともいえる、白い恋人の温度計が出迎えてくれます。この日は-8℃程度。思ったほどの寒さではありません。

雪にけむるニセコグランヒラフ花園エリア

風は特に強いということはなかったのですが、リフト付近の除雪が間に合わなかったようで、上の方のリフトは全滅。仕方ないので花園エリアに逃げることにしました。

花園エリアへの連絡リフトの運転開始までしばらく待ち、無事到着。まだ余り人が来ていないのか、あまり滑った跡はありません。

轍の無いまっさらな新雪を行くこの快感。まっ白なキャンバスに、自分の軌跡が描かれていきます。今年は本当に雪が深い。滑っていても違いがはっきりと感じ取れます。あぁ、久々のニセコクオリティー。し・あ・わ・せ♪

静かな環境で快適に滑れるニセコグランヒラフ花園エリア

下の方に降りてくると、だいぶ視界が良くなってきました。いつもはここまで降りてくるとガリガリのところやコブコブのところがあるのですが、今年はそんなストレスも全く無く、思う存分カービングの感触を満喫することができます。

深い新雪のニセココース外

最初の滑りで足慣らしをし、ゲートからコース外へと出てみることにしました。ここは一昨年何の苦労も無く降りられた場所。

それが間違いの始まり。今年の雪の多さを考えなければいけませんでした。コース外ということで、圧雪されていない新雪は、簡単に膝上まで埋まるほど。

いやぁ、スキーに来ているはずなのに、本気で遭難するかと思いました。実際にはそれ程の距離でも無いので、いざとなれば板を外して降りられるのですが、その時はそんなことを考える余裕もありません。

ニセココース外の深い雪に立ち往生

深い雪の中、右往左往しながら何とか緩斜面まで滑り降りることに成功。自分のスキルと相談して、きちんと考えなければならないと思い知らされました。過信と油断はいけませんね。

コース復帰までは、もう少し。あとは木にぶつからないよう気をつけながら深い雪を進むだけ。ゲレンデに戻ったときには、本当に生還できて良かったと思いました。

コース外滑走から生還しサッポロクラシック

プチ遭難のお陰で、すっかり足はパンパン。スキーでこれほどパンパンになったのは久しぶりのこと。無理して滑るのも危ないので、ちょっとだけ早めの昼休憩に入ります。まずはクラシックで火照った体をクールダウン。

ニセコグランヒラフスキー場ヒュッテキングベルカツカレー

ビールの食欲増進作用によって、お腹はペコペコに。ここヒュッテキングベルには、どんぶりや麺類、定食などいろいろメニューはありますが、前回食べて美味しかった記憶のあるカツカレーを注文。ラーメンが1000円オーバーするなかで、900円と中々の価格優良児です。

前回と同じく、カツは厚めの大きめ。衣もしっかりサクサクいいます。ルーは甘めだけれどもスパイスの香りと刺激がしっかりと感じられるというもの。

カレーの好みは個人差が激しいところですが、僕は好み。スキー場でこの値段でこの味なら大満足。街で食しても違和感を感じない仕上がりだと思います。スキー場のご飯はちょっと・・・、というものが多い中で、安心できる美味しさを楽しめるのが嬉しいところ。

ニセコグランヒラフスキー場スーパーコース

カツカレーでお腹を満たし、午後の英気を養ったところで滑り再開。相変わらず上のリフトが止まっていたので、エースセンターフォーを何往復もし、滑り倒します。

こちらもいつもはボコボコになっていたのですが、今年の雪の多さのため、ほとんどストレスを感じずに降りてくることができます。

何本も滑ったところで、リフト横の急斜面非圧雪コースであるスーパーコースにチャレンジ。ここは3回目以降毎回チャレンジしている場所で、亀の歩みほどではありますが毎回上達を実感させてくれる場所。

今年は雪が良かったことも手伝い、今までで一番気持ちよく滑り降りることができました。運動オンチの僕でも進歩が実感できる。これだからスキーは止められません。

午前のプチ遭難と午後のスーパーコース。もうさすがに足がガクガクし始めてきました。あまり無理をして滑っても危険だし、なにより楽しくないということで、明日へ備え早めの上がり。ホテルへと戻りました。それでもこれだけ雪と戯れれば大満足。初日としては言うことありません。

ちなみに、いつもは2日券ないし3日券を買うのですが、ナイターは今まで1回しか滑ったことがありません。朝のスタートも9時頃、夕方には上がってしまうというあまりやる気の無い僕のようなタイプには、ちょっともったいない。

そんなことを思っていると、偶然にも良さそうなチケットを発見。JTBの「ヒラファーズパック全日8時間券」です。ヒラフ8時間券に、レストランやレンタルなどスキー場内の施設で使える800円相当の金券がセットになったもので、かなりお得。

現地発売は無く、7-11やファミマなどの大手コンビニで買っておく必要がありますが、滑り方次第ではこれ以上お得な券は無いのでは?と思います。少なくとも昼スキー派の僕にはもってこい。来年以降の利用も決定です。

湯上がりにじゃがポックルとサッポロクラシック

膝をプルプルさせホテルへ戻り、早速温泉へ。冷えたからだと張った筋肉を優しくほぐしてくれる温泉こそが、スキー旅の醍醐味。この瞬間があるから、吹雪の中でも頑張れるのです。

そして湯上りにはやっぱりクラシック。今日は早めに上がり夕食まで時間があったので、おつまみ用として購入していたじゃがポックルをおやつにします。

このじゃがポックルがこれまた旨いの何の!今年は平置きで積んでありましたが、去年までは中々手に入りにくかったという人気のお土産品です。

カルビーが北海道産のじゃがいもにこだわって作る、北海道限定のポテトスナック。似たようなものに、同じくカルビーのジャガビーがありますが、味と食感は全くの別物。軽い食感と深い芋の風味と甘味は、食べた者にしか分かりません。北海道土産にじゃがポックル、間違いなくお勧めです。

じゃがポックルとクラシックでまったりしていると、段々と眠気が・・・。一眠りしてお腹も空いたところで、お待ち兼ねの夕食へと向かいます。

白銀への鉄路 ~列車で行く北海道 スキーとグルメの旅~
羊蹄山に登る冬の朝日
2011.2 青森/北海道
旅行記へ