楽しい時間は早く過ぎてしまうもので、いよいよ帰京しなければならない時間に・・・。帰りは寝台特急「北斗星」で一路上野へ。
ロビーカーと食堂車「グランシャリオ」の外観。寝台列車って旅情を掻き立てられますね。
今回は1人用個室のソロが満室だったので、昔ながらのB寝台を利用することに。
いかにも寝台列車といった雰囲気の車内で、これはこれでとってもいい感じです。
もちろん内装はキレイにしてあるので、気持ちよく旅行ができます。
せっかく北斗星に乗ったので、象徴でもある食堂車へと向かいました。
ここでお気に入りのサッポロクラシックと道産ワイン、北海道ソーセージの盛り合わせにイタリアンハンバーグをいただきました。
揺れる中での食事は結構大変ですが、味は車内の厨房で本格調理しているだけありとてもおいしく、真っ暗な雪原を眺めながらの食事はまさに非日常。
この列車旅の文化でもある食堂車が消えていくのはとても惜しいことです。
定期旅客列車で食堂車が連結されているのは、この北斗星だけとなってしまいました。(トワイライトエクスプレス・カシオペアは臨時列車扱いです。)
札幌から約16時間の長旅を終え、上野へと到着。
寝台は快適でぐっすり眠れ、すっきりとした気分で東京の地へと降り立ちました。
青森から本州半分を駆け抜けてきた機関車が息を整えています。
やっぱり旅行は列車に限りますね。飛行機のように速さを求めれば見られないような景色を見ることができます。
車では楽しめない、各経由地のおいしいお弁当に地酒もいただけます。
みなさんもぜひ鉄道で旅行をしてみては?スローな旅が味わえますよ。
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