飛び込め!先どりの夏 ~愛し愛されやいま色 4日目 ②~ | 旅は未知連れ酔わな酒

飛び込め!先どりの夏 ~愛し愛されやいま色 4日目 ②~

6月上旬いつもより半月早い八重山旅白砂の道と珊瑚の石垣赤瓦と竹富島らしい集落の情景 旅グルメ

竹乃子で絶品の車えびかき揚げ丼に舌鼓を打ち、お腹もこころも満たされたところでそろそろ港へと戻ることに。渋い風合いの珊瑚の石垣、漆喰と赤瓦の対比がうつくしい古民家。豊かな緑に護られたこの島らしい情景が、また来年帰っておいでと訴えかける。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅竹富島観光のミストを浴びつつ休憩中の水牛
船の時間までまだ少しばかり余裕があるので、いつもは通らない道を歩いてゆくことに。たくさんの乗客を乗せた牛車を牽く水牛たちも、ミストを浴びてお休み中。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅琉球の原風景が遺される竹富島の集落の忘れえぬ情景
十年前、空港に降り立ったその足で一目散に目指した竹富島。あのときこの島に、出逢えなかったら。それからのことを思い返してみると、本当に人生観が変わる瞬間ってあるんだな。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅竹富島まだ幼い仔牛と親牛
天気予報を見てみると、海に行けるのは明日まで。この島に来られるのは、たぶんまた来年になるだろう。そんな若干の寂寥を噛みしめつつ歩いてゆくと、まだ幼い仔牛が。こんなぽやぽやした毛並みのこども、初めて見たかも。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅安永観光うみかじで愛する竹富島に別れを告げる
かわいい牛の親子に来年の再訪を強く強く誓い、名残惜しくも愛する島に別れを告げることに。帰りも『安永観光』で石垣島へと戻ります。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅今年の滞在も朝食がおいしいThe BREAKFAST HOTEL PORTO石垣島の向かいの本原畳店のかわいい柴犬
冷めやらぬ竹富島の余韻に浸りつつ、ホテルの部屋でごろごろうとうと。日焼け疲れを微睡みで癒したところで、そろそろ夕飯を食べに出かけることに。宿の前の畳屋さんには、かわいい柴犬が。もうひとり黒い柴ちゃんもいて、犬好きにはもうたまらん。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅夕刻の西日に照らされた石垣島登野城漁港
傾く西日に背中を押され、お店目指して歩く道。家路を急ぐ車の流れ、それが途切れたときに覗く碧い海。おいしい魚の揚がる登野城漁港も、今日の仕事を終えひっそりとしています。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島どてっぺん
夕刻の色味に旅の折り返し地点という感傷を重ねつつ、15分ほど歩き『どてっぺん』に到着。ここは去年も訪れた、おいしくて予約も取りやすいというありがたいお店。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺん島豆腐の冷奴
なんとうれしいことに、19時まではハッピーアワー。まずはキンキンに冷えたオリオンビールで乾杯し、島豆腐の冷奴から。しっとりなめらか、それでいてしっかりとした凝縮感。木綿と絹のいいとこどり、豆の塊といった島豆腐の濃い味わいは本当に病みつきになる。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺんとろとろ軟骨ソーキの炙り焼き特製わさびソース添え
お肉に魚、和に洋にとさまざまなメニューが楽しめるのもうれしいところ。ハッピーアワーでオリオンをおかわりするので、合いそうなとろとろ軟骨ソーキ炙り焼きを注文。

しっかりと煮込まれたソーキは、ほろほろとした身の部分ともっちりとした軟骨のコラーゲン感の対比が美味。炙られることでしょう油の香ばしさが引き立ち、添えられた特製わさびソースの爽やかな辛味がまたいいアクセントに。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺん島魚の天ぷらこの日はマグロ
ここで満を持して於茂登のボトルに切り替え、島魚の天ぷらを。この日はまぐろが使われており、加熱されきゅっと締まった食感と淡白な旨味が泡盛にぴったり。天つゆもさることながら、卓上のピパーチ塩を振れば南国感ある八重山ならではの味わいに。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺんお刺身5点盛り
ここは島内にいくつかあるてっぺんグループのなかでも、海の幸に力を入れているお店。ということで、去年は頼まなかったお刺身5点盛りを注文することに。

瑞々しくもっちりとしたまぐろに、その名からは想像つかない上品な旨い白身のおじさん。その他もどれも新鮮でおいしいものばかりで、毎度のことながら八重山の刺身の旨さには驚かされる。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺんつまみに頼んだ鉄火巻き
それにしても、説明してくれた魚の名前をいつもいつも覚えられない。まぁでもいいか、旨いから。進む於茂登の相棒に、鉄火巻きも追加。もっちりとした生まぐろに宿る滋味、それを抱く寿司飯と海苔の香り。これだけで、さらに島酒が呑めてしまう。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺんソーメンちゃんぷるー
そして〆兼アテにと最後に頼んだのは、大好物のソーメンちゃんぷるー。豚ににら、もやしに人参、小口のねぎ。油とともに、それらの甘味と旨味をまとったそうめんの満足感。シンプルながら奥行きのあるやさしいおいしさは、家で工夫してもどうやっても出せないもの。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島登野城漁港脇のどてっぺんで夕餉を味わい暖満足で見上げるまだうっすらと青さの残る夜空と輝く星
食べて呑んで、お腹も味覚も大満足。ぱんぱんになったお腹を抱え、ほろ酔い気分で歩く海沿いの道。もう時刻は20時過ぎ。それなのに、星の輝きはじめた空にはまだうっすらと今日という日の残り火が。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島どてっぺんの帰り道登野城漁港で見かけたハーリーの応援の練習と思われる光景パーランクーの音が響く
途中でちょっとお手洗いへ。そう思い登野城漁港に寄ってみると、遠くから聞こえてくる賑やかな話し声や太鼓の音。伝統行事のハーリーが半月後に控えており、その応援の練習でもしているのでしょうか。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島どてっぺんの帰りに夜のサザンゲートブリッジへ腹ごなしの散歩
台風が湿気すら持って去ってしまったのか、からっとした風が気持ちのよい夜。そのまま海沿いを進み、サザンゲートブリッジまで腹ごなし&酔い覚ましのお散歩へ。

6月上旬いつもより半月早い八重山旅石垣島どてっぺんの帰りに腹ごなしの散歩夜のサザンゲートブリッジから望む石垣島中心地の街の輝き
橋の真ん中に立てば、全身を撫でてゆくここちよい海風。きらきらと瞬く石垣の街の灯り、漁港から聞こえてくる、たたん、たん。と繰り返されるリズム。

僕がうまれ育ち生きてきた環境とは、何ひとつ接点も共通点もないはずなのに。それなのに、なぜこうも親しみを覚えるのだろう。暗い海に響くパーランクーの音にこころを打たれ、胸の深い部分がぎゅっと、そしてじんわりと温かさが広がりゆくのを感じるのでした。

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