感碧Summer!~やえやまのなつやすみ 2日目 ①~

東横イン石垣島から眺める朝の静かな石垣港

本来味わえるはずのなかった石垣での一夜を楽しみ、棚ぼた的お得感満載で目覚める朝。東京からはるか西へと離れた石垣の日の出は遅く、空はまだほんのりと宵の余韻を残しています。

朝の石垣港岸壁に広がる青い空と青い海
ロビーで朝食を済ませ、コーヒーをテイクアウトし散歩へと繰り出します。朝の岸壁はまだ静けさに包まれ、無機質な港湾の風景とそれに相反する海の青さ、空の鮮やかさに目を細めます。

岸壁の突端までくれば、そこに広がる大きな夏空。風とうねりは若干強いようですが、心配していた台風による荒天はどうやらなさそう。

夏の石垣島朝日を浴びて羽ばたくぱいーぐる
港の醸す人工物感と八重山の青さの対比に胸を灼かれ、ホテルへと戻りチェックアウト。

ここで迎える朝は、なぜ体も心もこんなにすんなりと素早くエンジンがかかるのだろう。旅先での欲張りに急かされるのではなく、自ら一刻も早く外へと飛び出したくなってしまう。そんな僕らの気持ちを映すかのように、ぱいーぐるも朝日に向かって羽ばたいています。

台風接近の曇天の下両手を掲げるちょっちゅねー具志堅さん
そしてやっぱり、石垣に来たらご挨拶しなければならないちょっちゅねー。台風の影響か分厚い雲が現れ始めましたが、その曇天を突くように両手を掲げる具志堅さんもまたかっこいい。

登野城漁港入口に建つマンタのオブジェとオリオンビール
無事に具志堅さんへの挨拶を終え、さらに西へと向かいます。途中コンビニで島のビールをお供に加え、朝からイケない魅惑の散歩。でもいいよね、1年に1度の夏休みだし。登野城漁港入口に建つマンタのオブジェに、訳もなく許しを乞うてしまいます。

石垣島大きな通りから少し入ると広がる青い海
いいなぁ、いつかは住みたいなぁ。そんな妄想を抱きながら住宅地を眺めつつ、大きな通りを歩きます。

ふと潮の気配を感じ横道へと入れば、すぐそこには当たり前のように広がる碧い海。もうきれいなビーチとかじゃなくていいよね。ここでお弁当とオリオンで充分すぎるよね。そう思わせる、生活圏と海原の溶けあうような近さを感じます。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに併設された真栄里ビーチ
離島ターミナルから石垣島の素の表情を感じつつ歩くこと小一時間、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに併設される真栄里ビーチに到着。ホテル内のビーチですが、宿泊者以外も入ることができます。

石垣島真栄里ビーチ砂防林の切れ目を抜けて青い海の広がるビーチへ
入口に到着したときから、すでにちらりと見えている碧い海。砂防林の切れ目から溢れる夏の青さに、年甲斐もなく一目散に海へと駆け出したくなってしまう。

空港や市街地にも近く便利で美しい石垣島真栄里ビーチ
夏だよ、夏!濃い緑が漲る山も夏ならば、この言い表せぬ青さもまた、日本の夏。八重山の夏の青さを知らずに死ななくて本当に良かった。もう何もいらない。気候、色彩、光線。それぞれが巧みに織り成す鮮やかさを、また今年も肉眼で確かめられる幸せ。これだけあれば、もう充分。

真栄里ビーチで味わう石垣島の夏の青さと灼ける暑さ
1年ぶりに、目と肌で感じる石垣の夏。陽射しは明らかに自分の住む街と緯度が違うことを肌へと伝え、それに照らされたものが放つ色彩は全てが力強く網膜へと押し寄せるよう。

去年は旅行後すぐに新職場だったので雰囲気が分からず、焼けすぎないようにと気を遣いながら過ごした思い出が。でも今年は違う。せっかくなら、思いっきり焦げて帰っちゃえ!そう言わんばかりに、久々の八重山のじりじりとした光線を全身にチャージします。

文字通り肌を焼くような太陽の力。ソーラーパワーで発熱したら、目の前に広がる爽快な海へ。そんなことを繰り返していると、南国らしい通り雨がどこからともなくやって来る。その雨粒が肌を打つ感覚すら、心地いい。

色褪せないなぁ。初めての時のような鮮烈な衝撃は感じないけれど、この碧さはそのときよりずっと素直に自分の中に沁み込んでくる。馴染んでしまいたい。いっそこのまま、溶け込んでしまいたい。自分の中に見つけた南国属性が、八重山を訪れる毎に力を増してゆくのを感じます。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾートとハイビスカス
いい加減肌が危なくなってきたところで、ビーチを後にすることに。これだけ碧い夏を楽しんでも、時刻はまだ11時過ぎ。本当ならばまだ沖縄入りしていない時間。朝から八重山の空気感に抱かれ、すっかり夏の楽園モードに切り替わってしまうのでした。