真栄里ビーチの今年のあおさを肌に胸にと刻み、ホテルに戻りのんびりごろごろ。冷房の効いた部屋で日焼け疲れを癒したところで、17時前に街へと繰り出すことに。
7泊8日の旅も、折り返し地点を過ぎてしまった。ユーグレナモールで職場や自分用のお土産をたっぷり買い、自宅へと発送。毎年行うこの作業。手ぶらで帰れて楽なんだけど、ちょっとばかり寂しくなるんだよな。

終わりの日が見えてしまった切なさを吹き飛ばすため、今宵も旨いつまみと旨い酒に酔うことに。これまで何度も前を通り気になっていた『八重山村』。運よく空いてるとのことなので、はじめてお邪魔してみることに。

何はともあれまずは冷たいオリオンを喉へと流していると、お通しのグルクンの南蛮漬けが。淡白ながら滋味深い白身魚を彩る、ちょうど良い塩梅の甘酢。さっぱりとしたなかに玉ねぎやゴーヤの瑞々しさが活き、これだけでビールがぐいっといけてしまう。

遊んで焦げてと旅の中盤で疲れが見えてくると、なぜだか食べたくなるジャンキーなもの。ということで、オリオンおかわり前提でカーリーフライを注文。形状によって異なる食感、ちょっとばかり濃い目の味付け。さくさくさくさくと、ついつい箸がのびてしまう旨さ。

つづいて、大好物のミミガーを。ピーナッツやピリ辛ゴマポンといった味付けも選べますが、ここはシンプルにポン酢で。若干大ぶりに切られたミミガーは食感がよく、皮のコクや旨味、コラーゲン感も堪らない。しゃきしゃき玉ねぎとの相性もばっちりで、ここで慌てて泡盛ロックに切り替え。

泡盛に合わせるべく、追加で頼んだ島トーフの厚揚げ。内地の木綿よりも濃密な島豆腐は、揚げれば表面はカリサクに。中はきぬと木綿のいいとこどり、とろりと広がる濃い豆の風味。本当に、何度食べても島豆腐の旨さにはため息が出る。

そういえば、この旅でまだ食べてなかったかも。そう思い、ポーク玉子も注文。こちらのお店は、ふんわり巻かれた玉子焼きに香ばしく焼かれたポークが添えられるスタイル。ケチャップをちょんと付けつつ、別々にそして一緒にと味比べを愉しみます。

お昼が野菜たっぷりボリューム満点だったので、もう一品だけしまだこの刺身を追加。足の太い部分がほどよい厚みに切られており、噛めばぶりんとしたここちよい食感とともにじゅんわり広がる瑞々しい旨味。硬すぎず柔すぎず、本当にしまだこは旨いよなぁ。

郷土料理のほか、グルクンや石垣牛と豊富なメニューの八重山村。今度はしっかりお腹を空かせて来なければ。そんな次へとつながる宿題を胸に、ほろ酔い気分で宵の口の空を見上げるのでした。



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