白銀への鉄路 ~列車で行く北海道 スキーとグルメの旅 5日目 ②~

函館湯の川温泉湯の川プリンスホテル渚亭

湯の川温泉電停から歩くこと5分ほど、今夜の宿である『湯の川プリンスホテル渚亭』に到着。

こちらは以前、同じ湯の川温泉内の系列ホテルに泊まった際、はしご湯ができるということで無料で入浴したときの大浴場からの眺めがあまりにも良かったので、それだけで今回の宿泊を決めました。

函館湯の川プリンスホテル渚亭ウェルカムドリンク

中へ入ると石張りの豪華なロビーがお出迎え。最近は秘湯に行くことが多く、このような感じのホテルは久々だったので、少しだけ緊張してしまいます。

すぐにチェックイン専門の係りの方がいらっしゃり、ウェルカムドリンクを飲みながらチェックインします。ドリンクの種類も豊富で、ソフトドリンクだけでなく、ワインやシャンパンなどのアルコール類も充実。とても優雅な気分に浸れます。

函館湯の川プリンスホテル渚亭街側和洋室

係りの方に案内され、部屋へと向かいます。今回は、昨年リニューアルしたばかりの街側和洋室を選んでみました。畳の落ち着きとベッドの和モダンが良い感じ。

こちらのお部屋には、浴衣(館内用・就寝用)、足湯用パジャマが各サイズ備え付けられており、好きなものを好きなように着用することができます。その他にバスローブも完備。

タオルは部屋付けのものがもちろんありますが、早朝深夜以外では大浴場にも置いてあるので、部屋から持っていく必要もありません。

また、部屋の鍵も2つ渡され、大浴場から帰るタイミングが違っても大丈夫。なんという心配りなのでしょう。

函館湯の川プリンスホテル渚亭街側客室露天風呂

そしてこのお部屋の最大の特徴が、露天風呂・足湯付きという点。露天風呂には窓が設置されており、風が強い日、吹雪の日でも入れるように工夫されています。

函館湯の川プリンスホテル渚亭街側客室露天風呂から眺める冬の街並み

折り戸式の窓は外側に全開できるようになっており、開け放てば函館山と海岸線が一望の下に。これは気持ちの良いロケーションです。

肝心の温泉ももちろん湯の川温泉の源泉。若干の消毒はしているものの、加水なし。消毒臭も感じず、塩化物ナトリウム泉らしい良く温まるお湯。

このホテルは、なんでも露天風呂付き客室数が日本一とのこと。なんと115室も用意されています。街側がこの海岸線と函館山を眺める位置で、海側は文字通り津軽海峡を眺める位置。

好みにもよるでしょうが、街側のほうが夜景も海も楽しめるのでいいかもしれません。さらに宿泊料も街側のほうが若干お得。

函館湯の川プリンスホテル渚亭街側客室足湯

お隣にある足湯。造りは露天風呂と同じですが、ベンチが2脚置いてあります。初めての露天風呂付き客室に、さらに足湯付き。否が応にもテンションが上がってしまいます。

一通りお部屋探検を終えたところで、浴衣に着替えて大浴場へ。ここの大浴場、特に露天風呂がまた秀逸。写真を撮れなかったのが残念ですが、砂浜に面して作られているのです。

お湯に浸かれば目線の先には同じレベルで津軽海峡が。青森県もしっかり見えています。夕焼け、漁火、朝焼けと、様々な美しい津軽海峡の姿を楽しむことができます。

以前は男湯と女湯が並んでいたようですが、あまりの開放感に散歩する人から丸見えとの苦情があり、女湯は2階になったそうです。その分、旧女湯もぶち抜いて男湯として使っているので広さはかなりあり、開放的に湯に浸かることができます。

ここの開放感は中途半端なものではありません。視界をさえぎるものが全く無いのです。人から見えることに余程抵抗のある男性でなければ、きっと気に入ることでしょう。

海の見える温泉はたくさんあるでしょうが、ホテルという施設でこんなに海に近く、開放的なお風呂は中々無いでしょう。是非ホームページでチェックしてみてください。

函館湯の川プリンスホテル渚亭冬景色を見ながら足湯とビール

露天風呂で津軽海峡の大パノラマを満喫し、しっかり茹だったところで部屋へと戻ります。大海原の眺めは大浴場で満喫できることを知っていたので、やはり街側の部屋にして正解。二通りの景色を楽しむことができます。

お風呂上りにはもちろんクラシック。火照った体に浸み込む感覚がたまりません。汗が引いたところで、ビール片手に足湯に移動。

西に傾きつつある陽射しが、穏やかな津軽海峡をダイヤモンドのように輝かせます。こんな風に気ままにお湯を楽しめるのも、露天風呂付き客室の醍醐味です。

函館湯の川プリンスホテル渚亭街側客室からの冬の夕焼けと函館山

足湯に浸かったりゴロゴロしたりと気ままに過ごすうちに、夕日が函館山に沈んでいきました。夕焼けから始まるグラデーションの変化は、いつまで見ていても飽きることがありません。

普段の生活の中で、こんなに空を見ることはあるだろうか。もっとそんな時間を持たなければいけないのかも知れない。そんなことを考えます。

まもなく夕食の時間。オレンジから夕闇へ、ついには色を失い煌めく光が散らばりゆく函館の姿を眺め、のんびりした時間を過ごすのでした。

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2011.2 青森/北海道
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