2日目の朝。今日は雪の予報ですが、部屋からはこんな美しい朝の景色を眺めることができました。すがすがしい朝です。
朝起きたときにはあんなに天気が良かったのに、意気込んでゲレンデに向かったらこの有様。まぁ、ニセコの気候の変わりやすさにはもう慣れてしまいました。今年は雪が少なめで、気温も少々高め。-10℃まで下がることはありませんでした。
今日は予報通り一日ダメかなぁ、と思っていたら、急に晴れてきました。アンヌプリの頂上もきれいに見えています。
ただ風が強い!雪が軽いが故に、滑って上がった雪煙が風で運ばれてしまい、どんどんゲレンデの雪が無くなっていってしまい、午後には下地が見えてガリガリに。ニセコのパウダースノーはどうしちゃったの~?
それでも風の影響を受けにくいこんな谷を行くコースに入れば、ニセコの雪は健在。青い空に白い雲、一面の銀世界に白樺が映えます。この景色は、ニセコならでは。
午後にはすっかり晴れ、いつもは恥ずかしがり屋の羊蹄山も顔を出してくれました。この景色を見るたびに、ニセコに来て本当に良かった!と喜びを噛みしめます。
ヒラフの街もきれいに見渡すことができます。視界が利かないことが多いこの時期、このパノラマを楽しめてラッキーでした。
それにしても強い風には困りました。みんなが滑れば滑るほど雪が風にさらわれて行き、ゲレンデはボコボコのガリガリになってしまい、15時過ぎ早々に退散。気持ちよく滑れなければ、滑っていても楽しくありません。翌日に期待を込めつつ、露天風呂でまったりしました。
温泉にどっぷりと浸かったところで、お楽しみの夕食へ。今日はほたてと甘えびのお刺身が出てきました。甘味があっておいしい。
「温泉卵のシーザーサラダ」。旅行先で不足しがちな野菜も、ここなら安心。サラダや料理にたくさんの新鮮野菜が使われています。野菜が多用されているので、食べていて飽きないのでしょう。
「豚バラ肉と根菜のトマト煮込み」。柔らかい豚バラに、野菜の甘味が活きたシンプルなトマト味が染みています。余分な味付けの無い、素材の旨みが感じられる一品。
天麩羅もこれまた美味。蟹にピーマン、ナスに舞茸を塩とレモンで頂きます。一口噛めば、カリッ、サクッと音がするほどいい歯ざわり。こんなまさに揚げたてを出してくれるホテルは、なかなかあるものではありません。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たいうちに、そんなできそうでできないようなことをいつも実践しているのも、僕がここを好きな理由のひとつ。
「サーモンのソテー」。ただのムニエルかと思いきや、ここにもひと工夫。香ばしくソテーされた鮭の下には、ゆるめのマッシュポテトにトマトソース。それをからめて頂きます。
サーモンをトマトソースで食べるのは初めてでしたが、意外や意外、合うものなんですね。トマトとサーモンを、ポテトがうまく橋渡ししています。
このほかに、写真を失念してしまいましたが、塩味がおいしい鶏つくねちゃんことごはんでしっかり満腹になりました。
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