ニセコスキー旅行記2009 ~1日目 ②~ | 旅は未知連れ酔わな酒

ニセコスキー旅行記2009 ~1日目 ②~

ジェイファーストニセコ 旅の宿

今年もやってきました、「J-FIRSTニセコ」(廃業)。ここに立つと、もう1年経ったのかぁ、と感慨深いものがあります。

ホテルからの羊蹄山の眺め

今年は羊蹄山側のお部屋が用意されていました。天気がよければ部屋からこんな雄大な景色を眺めることができます。羊蹄山、いつ見てもきれいです。

ジェイファーストニセコロビー

ロビーではぬくもりのある暖炉がお出迎え。体だけではなく、心まで温まる空間です。僕は本当にこの雰囲気が好き。毎年ここで癒され、またここに来るために仕事を頑張ります。

暖炉の薪

玄関には、暖炉で使う薪が積まれており、スノーリゾートの雰囲気をさらに盛り上げます。

ジェイファーストニセコ露天風呂

そしてこれまた僕の大好きな露天風呂。雪明かりの中にたたずむ大きな浴槽に、惜しげもなく源泉が掛け流されています。

ここのお湯は「艶の湯」といわれるほどヌルヌルでお肌に良く、上がった後もしばらく汗が引かないほど良く温まります。色はウグイス色のにごり湯で、独特のビターな香りが漂います。ここからも天気がよければ羊蹄山を見ることができます。あぁ、極楽、極楽。

男山純米生酛

お風呂でよく温まった後は、待ちに待った夕食。お米や野菜は自家農園で栽培されたものも使用されています。そのこだわりの材料を生かすべく、丁寧に調理されたメニューはバラエティーに富み、決して飽きさせない内容になっているのも最大の魅力。

そんな美味しい料理に合わせるのが、「男山 生酛純米」。一升瓶を頼み、2日に分けて飲みました。スッキリとした飲み口と、純米酒の旨み。料理を食べながら飲むのに最適なお酒です。いくら飲んでも飽きが来ない。

えびのマヨネーズサラダ

こちらは「海老のマヨネーズサラダ」。いわゆる中華風の海老マヨではなく、洋風のカクテルソース風に仕上げられています。かなり大きな海老の食感がとてもいい。

鰹の胡麻醤油漬け

「鰹の胡麻醤油漬」。角切りのかつおが、香ばしい胡麻風味の醤油だれでヅケにされています。まさにお酒に合うひと品。

鶏手羽先の唐揚げ

「鶏手羽先の唐揚」。表面は音がするくらいのサクサクさ。身は手を使わずお箸で食べられるほど柔らかく、シンプルな味付けということもあり、ボリュームがあるにも拘らずあっという間に食べてしまいました。

蒸し芋の塩辛バター載せ

そして、これが僕が一押しの「蒸し芋の塩辛バターのせ」。最近流行のお芋に塩辛をそのまま載せたものではなく、塩辛をバターでソテーしたようなソースが掛かっています。塩辛に火を通すことにより、生臭みは全く無く、旨みがさらに凝縮され、絶品なソースになっています。

そして驚くのがこのじゃがいも。東京で食べているジャガイモはなんなんだ!と言いたくなるほど食感と甘味が違います。冷めてもしっとりホクホク、クリーミー。そして濃厚なイモの風味。北海道のイモは北海道で食べてこそ、その本当の美味しさが味わえます。

道産牛フィレ肉のステーキ

メインは「道産牛フィレ肉のステーキ」。ここまでで結構ボリュームがあるのに、さらにこのサイズ。太っ腹です。味も間違いなし。あっさり目のソースが、赤身のお肉の美味しさを引き立てます。柔らかいのでぺろりといただきました。

このあと、甘くてもっちりおいしい「自社農園産蘭越米 ほしのゆめ」を、「タラバガニの鉄砲汁」をお供にいただきました。う~ん、ここの食事は美味しいが故にいつも超満腹になってしまうのが困りもの。

二世古純米酒

部屋に戻り、満腹のお腹を落ち着けたところでまた日本酒を。「二世古 純米酒」をコンビニで仕入れ、2日間楽しみました。まろやかでクセのない飲みやすいお酒。北海道のお酒は、どれを飲んでもやっぱり旨いなぁ。

ほろ酔い加減でお風呂へ向かい、また戻っては日本酒を。そんな極楽のような宵を満喫しました。

ニセコスキー旅行記2009
冬の羊蹄山かさ雲と朝日
2009.2 北海道
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