ホッキョクグマ館を後にし、山の方へと向かいます。まず出会ったのはレッサーパンダ。本当にかわいい顔してますね~。
レッサーパンダの檻とその向かいにある遊び場の間には写真のようなつり橋が渡してあり、僕らの頭の真上を通過していきます。下から見上げるとモコモコしたお腹が気持ちよさそう。
こちらは丹頂。鳥の中でも僕が一番美しいと思う鳥。華奢なラインと純白の羽。釧路湿原で1回だけ野生の丹頂を見ましたが、そのきれいさに息を飲みました。
そして北海道といえばエゾシカ。立派な角です。道路でエゾシカは結構見たことはありますが、こんな大きい角を持った鹿が出てきたら怖いでしょうね。
こちらはメス。
そしてバンビちゃん。白くて小さいしっぽを一生懸命プリプリしながら歩いています。もう言うこと無しのかわいさ。
旭山動物園の最奥エリアまできました。オランウータン館です。もらったバナナをじっくり味わいながら食べていました。
僕は今まで猿系の動物は基本的に好きでは無く、オランウータンも得意ではありませんでした。
でも仕切りも無いこの近さで見てみて、初めてオランウータンを好きと思えました。なんとも優しい眼をしているんです。見ていると落ち着くというかなんと言うか、人間なんかより遥かに優しい眼をしています。
チンパンジー、クモザル、猿山を経て動物園の端っこへ。お年寄りのサイが日向ぼっこしていました。
こちらはキリン。人でごった返した展示館がひしめく中、こんな昔ながらの動物園の表情を見ると、なんだかホッとします。僕が物心付いた頃から通った、井の頭の動物園もこんな雰囲気だったなぁ。
最後に和んだところで、動物園を後にしました。ベルトコンベアー式に流れながら見なければいけないので、正味1時間半の滞在。
もうちょっとゆっくり楽しみたかった。ちょっと混み過ぎ、そんな印象が否めない感じでした。バスに乗り旭川駅へと到着。
旭川に来たらラーメンを食べない手は無い!ということでラーメン屋探し。コンビニに入りガイドブックで見たところ、人気があって旭川ラーメンの基本形であるという『天金』におじゃましました。
今まで旭川ラーメンは醤油味、というのは知っていましたが、どうやら豚骨ベースがスタンダードのよう。
臭みは無いのにコクがある豚骨スープに、寒い北海道の特徴である多めの油と濃い目の味。でもクドくは無い。同じ豚骨醤油でも、和歌山ラーメンや横浜家系とは全く別物。
そして麺が抜群!北海道らしいツルシコのちぢれ麺。この麺がスープを上手く絡めて口へと運んでくれます。いやぁ、美味しかった~。体の芯まで暖まります。
初めての旭川を満喫したところで、いよいよ帰らなければならない時間に。帰りもスーパーカムイに乗車しました。
このスーパーカムイ、1時間に1本の割合で新千歳空港直通の快速エアポートになる列車があるのでそれを狙いました。(ダイヤ改正で消滅)
これが大正解。札幌からは指定席を取らなければまず座れないのですが、旭川から通しで乗車なので、ギュウギュウの車内を横目に、快適に空港まで辿り付くことができました。
1年に1回、毎年首を長~くして待ち望んでいるニセコスキーも、もう終わり。なんとも寂しいものです。が、来年も必ずここに来られるよう頑張らなきゃ!と再訪を誓い北の大地に別れを告げるのでした。
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