みんさー色の夏 ~暮らすようにやいま旅 5日目 ③~ | 旅は未知連れ酔わな酒

みんさー色の夏 ~暮らすようにやいま旅 5日目 ③~

6月下旬人の少ない竹富島再訪を誓い別れを告げる 旅グルメ

美しさ、そして静けさに包まれた今年の竹富島。もう出逢うことのできないであろう唯一無二の輝きを胸に、この島を発つことに。来年も、きっと、きっと、また来るから。再訪の想いを海の青さに預け、『安永観光』の船へと乗り込みます。

6月下旬人の少ない竹富島高速船の船窓から遠ざかる竹富島を眺める
エンジンの高鳴りと共に、一気に速度を上げる高速船。今年ここで過ごした3日間は、あまりにも特別だった。遠ざかる竹富島の姿に、今はただ有り余るほどの感動を重ねるのみ。

6月下旬人の少ない石垣島繁華街に位置する居酒屋8番地
今年限りの素顔の竹富島の余韻に浸りつつ、ホテルへと戻り小休止。夢と現の間で地上の楽園の回想に耽っていると、いつしかあっという間に夕食の時間。繁華街に位置する『居酒屋8番地』に、今年もお邪魔します。

石垣島居酒屋8番地お通しのもずく酢
早速席につき、地元の言葉が行き交う中喉へと流す冷たいオリオン。石垣島の空気感にゆったり身を委ねていると、お通しのもずく酢が運ばれてきます。

もずく酢、大好き!そう思いひと口啜ると、ふわっと香るにんにくの香り。これまで経験したことのない組み合わせに、いい意味で衝撃が走ります。もずく=生姜、だけではないんだ。生にんにくとの相性の良さに、箸が止まりません。

石垣島居酒屋8番地島豆腐の冷奴
にんにくともずくの競演に舌鼓を打っていると、注文した島豆腐の冷奴が到着。ギュッと詰まった島豆腐は、堅めながらしっとりとした食感。しょう油を垂らせば、濃い豆の甘味旨味が一層引き立ちます。

石垣島居酒屋8番地お刺身
続いてはお刺身を。今日はあるものでしか作れませんが・・・、と言われましたが、お皿にはたっぷりのまぐろとセーイカが盛られています。

もっちり瑞々しい、赤身のまぐろ。そしてねっとり甘い、沖縄ならではのセーイカ。それぞれ間違いのない旨さを愉しんだ後は、添えられたシークヮーサーをしょう油にひと絞り。すると一気に南国感が増し、より一層泡盛との相性は抜群に。

石垣島居酒屋8番地ポテトフライ
そしてなぜか泡盛が進むと食べたくなる、ポテトフライ。サクふわっと揚げられた芋の風味やケチャップの甘酸っぱさが、異様に泡盛に合うのです。

石垣島居酒屋8番地ポークフライ
こちらもやはりここに来たら欠かせない、ポークフライ。ザクっという心地よい食感の衣の中には、塩分油分そして独特の旨さが詰まったスパム。これひと口で、泡盛ロックがすいすい進んでしまいます。

6月下旬人の少ない石垣島誰も歩いていない夜の市街地
本当は、チャンプルーや煮魚などいろいろな郷土の味が揃う8番地。でも結局、いつも同じようなメニューを選んでしまう。今年こそは違うものを頼んでみよう。そう思いつつも、1年振りの味に感じる帰ってきた感が嬉しくもある。

島の言葉を聞きながら、泡盛の火照りを味わう夜。僕にとってのこの特別が、いつか日常にできたなら。そんな淡い妄想と泡盛の酔いに揺蕩いつつ、静かな夜の街をのんびりと歩くのでした。

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みんさー色の夏 ~暮らすようにやいま旅~
波照間島ニシ浜のあり得ないほど青い海
2020.6 沖縄
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