みんさー色の夏 ~暮らすようにやいま旅 8日目 ①~ | 旅は未知連れ酔わな酒

みんさー色の夏 ~暮らすようにやいま旅 8日目 ①~

ベッセルホテル石垣島7泊過ごした石垣島で迎える最後の朝 旅の宿

今日も相変わらず青さ溢れる朝。こんな鮮烈な目覚めを迎えられるのも、今日が最後。これだけ長く居てしまうと、こんな朝が明日も明後日も続くと思えてしまう。そんな錯覚を振り切り、身支度を整え朝食会場へと向かいます。

6月下旬人の少ない石垣島ベッセルホテル石垣島7泊目朝食
石垣島で食べる最後の朝食。今朝もフーチャンプルーやもずくのり、八重山そばといった好物をお供に、白いご飯を味わいます。さらにじゅーしーにサーターアンダギーまでおかわりし、大満腹で最後の朝餉を終えます。

朝食無料を謳いながら、しっかりと郷土の味を感じさせてくれるベッセルホテル。部屋も食事もこのクオリティでこの値段?と思えてしまうほどの、ありがたい価格設定。ここがあるから、7泊8日を叶えることができた。また来年の再訪を誓い、名残惜しくもチェックアウトします。

6月下旬人の少ない石垣島ぱいーぐる君にお別れを
ぱいーぐる君、今年の八重山、本当に、本当に青すぎたよ。また来年も来るからね!ホテルから市街地への道中、何度も何度も声をかけたぱいーぐる君にも別れを告げます。

6月下旬人の少ない石垣島爽快な青空の下佇む石垣港離島ターミナル
この夏、最上級の青さへと僕らを旅立たせてくれた石垣港離島ターミナル。竹富島に、波照間島。その想い出を日射に輝く赤瓦に重ね、空港行きのバスへと乗り込みます。

6月下旬人の少ない石垣島東運輸平野行バス
離島ターミナルから見慣れた市街地を走ること30分ちょっと、南ぬ島石垣空港に到着。でもこの旅はまだまだ終わらない。最後の石垣島の青さを味わうべく、『東運輸』の平野行バスに乗り換えます。ちなみにこの方面へのバス、ものすごく本数が少ないので要注意。というより、空港線以外の路線を利用する場合は絶対に時刻表の確認が必要です。

6月下旬人の少ない石垣島雨に煙る玉取崎
小さなバスに揺られること20分、玉取崎バス停に到着。迫りくる妖しい雲に急かされつつ、展望台へと続く坂を登ります。するとついに、この旅初のスコールが。毎年必ずどこかで濡れますが、今年は本当に運がよかった。この雨が最初で最後となりました。

6月下旬人の少ない石垣島雨上がりに雨粒輝く玉取崎のハイビスカス
ちょうど分厚い木陰や駐車場で雨のタイミングを迎えたため、濡れたといってもほんの少し。空模様を見極め、再び展望台目指して進みます。すると先ほどまでの暗い空はどこへやら、強烈な太陽が一気に溢れ雨に濡れたハイビスカスを煌めかせます。

6月下旬人の少ない石垣島玉取崎展望台から望むフィリピン海と東シナ海
急速に回復した天候に、これから出逢うであろう青さに胸を躍らせつつ歩きます。そしてついに立つ、玉取崎展望台。右はフィリピン海、左は東シナ海。石垣島で一番細くなった部分を望むこの場所からは、ふたつの大海を一望のもとに収めることができます。

6月下旬人の少ない石垣島雨上がりの玉取崎から望む珊瑚礁
遠く北側には、先ほど僕らを濡らした雨のカーテン。その後を追うかのように流れる晴れ間に染まる、浅瀬の海。珊瑚礁と海原の境界が、海の色や白波から手に取るようにくっきりと見て取れます。

6月下旬人の少ない石垣島玉取崎美しく染まる青い珊瑚礁
奥に横たわる、深い青さを湛えるフィリピン海。その手前には、碧のマーブルに満ちた珊瑚礁。その縫い目を彩るかのように伸びる、レースのような白い波。

6月下旬人の少ない石垣島玉取崎無数の青さのグラデーションに染まるフィリピン海
あぁ、これだ。4年前、初めて空から石垣島を目にしたときに衝撃を受けた、あまりの美しさ。その鮮烈な感動を、アクリルの窓越しではなく肉眼に感じられるという贅沢。今年の八重山は、最後の最後まで全力の青さで僕を染めてくれるつもりらしい。

6月下旬人の少ない石垣島玉取崎に咲くフウリンブッソウゲ
この旅最後の青さを存分に浴び、もう思い残すことはないというほどの満足感に包まれ展望台を後にします。肌を灼く八重山の太陽、湧き上がる雨上がりの香り。その南国感に目を細めて天を仰げば、青空と雲に揺れる一輪のフウリンブッソウゲ。

6月下旬人の少ない石垣島玉取崎駐車場のベンチで海を見ながジューシーおにぎりを食べる
駐車場へと戻り、海を見渡せるベンチで昼食を。八重山での最後のお昼も、離島ターミナルで買ったしまじりストアのジューシーおにぎり。何度食べても食べ飽きない、僕にとってのこの夏の想い出の味。

青いフィリピン海を望みながら頬張る、ジューシーの味。その素朴な郷土の旨さが、またここへおいでと誘っているかのよう。今年の八重山旅は、何となく暮らしているようだった。例年にない静かな環境の中で過ごした7泊8日が、この空気感に走馬灯のように甦るのでした。

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