ただ八重山に、居られるだけで。~2年ぶりのほんとの夏 2日目 ②~ | 旅は未知連れ酔わな酒

ただ八重山に、居られるだけで。~2年ぶりのほんとの夏 2日目 ②~

6月中旬梅雨明け間近の竹富島パステルの青さに染まるコンドイ浜 旅行記

どこまでも、どこまでも柔らかい表情を魅せる今日のコンドイビーチ。流れる雲の移ろいでその色合いを刻一刻と変化させ、思わず時を忘れていつまでも見入ってしまう。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島コンドイビーチの青さにオリオンビールで乾杯
吹く風も心なしか例年より涼しく、心地よく過ごせる今日の気候。そんな穏やかさに包まれた浜の青さに、オリオンビールで乾杯を。目を染める天然の青、耳に届く波の音。全身には風を感じ、そして喉へと落ちる冷たい刺激。このために、この瞬間のために日々を頑張ってきた。2年越しに味わう贅沢に、心がギュッとなってしまう。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島沖の砂の島まで歩いて渡る
八重山のパステルに染まりつつ午前の甘美を喉へと流し、肌に火照りが宿ったところで再び海へ。到着時には満潮でしたが潮も引きはじめ、沖の砂でできた島まで歩いて渡ってみることに。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島コンドイビーチの透明度の高い海
寄せては返す波に足を洗われその心地よさにふと足元を見てみれば、陽射しを受けて煌めく水面。その透明度はとても高く、絶えず放たれる輝きと砂の白さに思わず吸い込まれてしまいそう。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島さらに青さの際立つ沖の島
白砂に覆われた海底と、太陽の作り出す無限の青。目の覚めるような漲る青さも格別だけれど、今日のこの柔らかさもまた美しい。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島より青さと白さの際立つ沖の砂の島
潮が引いたときにだけ現れる、珊瑚でできた白い島。全身を風に吹かれつつ遠くの島々を眺めれば、何かを考えることすら手離し無心になるのみ。ただ感じていたい。今この瞬間を、感じていたい。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島沖の島から竹富島を眺める
来た道を振り返れば、薄く横たわる緑豊かな竹富島。ここと対岸とを辛うじて区切るかのような、淡い青さを湛える浅い海が印象的。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島陸海空が溶けゆく世界
陸と海、そして空との境界すら溶けゆく、無限遠の世界。波の生み出す砂の紋様と、そこに取り残された海の名残り。強い風に吹かれつつただひたすらに眺めていれば、現実と夢との境すら溶けてゆく。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島沖の島に滞積する大量の珊瑚
島の外海側へとゆくと、砂地を埋め尽くす無数の珊瑚。潮の流れの影響なのか、この一画には様々な色と形をした珊瑚が流れ着いています。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島幻想的な世界感をもつ砂の島
海を渡り辿り着く、時間限定の小さな島。そこに立つ者のみが味わえる、白さと青さに包まれた幻想的な世界。自分の持てる感覚全てにその空気感を染み込ませ、余すことなく心に焼き付けたい。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島潮の引いたコンドイビーチ
夢のような時限の島から浜へと戻り、ビールを飲みつつひたすらぼんやり。この幸せを知らずにいたらと思うと、ぞっとする。35歳のあの夏に八重山と出逢えてなければ、きっと僕はそんな幸せを知ることなく過ごしていたのだろう。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島ベンチにとまるダイトウクダマキモドキ
ずっとこうしていたい。そんな誘惑に駆られつつも、今日がビーチ初日。最初から焼けすぎると痛い目を見ることは経験済みなので、後ろ髪を引かれつつも浜を後にすることに。

荷物を片付け、シャワーを浴びて着替えを済ませ。服を着るとやっぱり暑いな、なんて考えているとベンチには葉っぱそのものの形をしたバッタの姿が。後日調べてみると、ダイトウクダマキモドキという虫なのだそう。葉脈まで見事に再現された体に、黒く大きいつぶらな瞳。虫は得意ではない僕ですが、このバッタめちゃくちゃかわいい。

6月中旬梅雨明け前の竹富島初日のコンドイビーチに別れを告げる
逢えない時間を経験したからこそ、再会できたときの悦びを知る。想い焦がれることしかできなかったからこそ、現実に身を置けるということの大切さを噛みしめる。

2年ぶりに再会できた、コンドイビーチ。そこで浴びた青さは、これまで知っていたものとはまた違っていた。この旅の中で、これからどんな青さを僕に見せてくれるのだろう。その期待を胸に、灼けた肌を土産に浜を後にするのでした。

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