ただ八重山に、居られるだけで。~2年ぶりのほんとの夏 2日目 ①~ | 旅は未知連れ酔わな酒

ただ八重山に、居られるだけで。~2年ぶりのほんとの夏 2日目 ①~

6月中旬梅雨明け間近の石垣島で迎える朝 旅の宿

2年ぶりに迎える、石垣での朝。自宅から2000㎞も離れた場所だというのに、もう一晩ですっかり馴染んでしまっている。久しぶりなのに、そんな感じがしない。すっと染み入るようなこの不思議な感覚に、毎度のことながら驚かされます。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島ベッセルホテル石垣島1泊目朝食
そしてこちらも2年ぶりとなる、八重山の朝ごはん。しゃきっとした食感がおいしい、パパイヤのチャンプルーや甘酢漬け。八重山そばで作った焼きそばは食べごたえがあり、にんじんしりしりやオクラと枝豆の和え物も穏やかで素材の味わいを活かした味付け。それに大好物のもずく海苔とくれば、ご飯が進まない訳がありません。

更には絶対外せない八重山そばも健在で、ご飯にそばにと結局食べすぎ満腹になってしまいます。これで朝食無料とは。ベッセルホテル、やめられません。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島人の戻ってきたユーグレナ石垣港離島ターミナル
おととしは船もかなり減便され、人気もまばらだった石垣港離島ターミナル。今年は以前とは比較ならないまでも船客の姿が多く見られ、離島への結節点としての活気を取り戻しています。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島薄曇りの空に拳を掲げる具志堅さん
具志堅さん、お久しぶりです!ようやくこうして、ここへと戻ってくることができました。多くの雲が行き交う空へと拳を掲げる具志堅さんにごあいさつし、ようやくこの瞬間を迎えることができたという実感が湧いてきます。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島八重山観光フェリーちゅらさん2
そしてついに、このときが。『八重山観光フェリー』のちゅらさん2に乗船し、一路あの楽園の島を目指します。ちなみに以前は安永観光と共同運航していましたが、今は乗船券の発行会社の船にしか乗れません。時刻表を確認し、都合の良い船会社を選びましょう。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島八重山観光フェリーちゅらさん2は竹富島に向け出港
船は定刻通りに竹富島に向け出港。海へ行く人、撮影に行く人、観光メインの人。そんな様々な人を乗せ、大きな船はほぼ満員。閑散としていたおととしとは打って変わって、懐かしいあの活気が船内を満たしています。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島八重山観光フェリーちゅらさん2から眺める海上保安庁巡視船と海面を打つ強い雨
本当に貸し切り状態だったあの夏も貴重な経験だったけれど、やっぱりこの季節には賑わいが似合う。そんなことを噛みしめていると、突如海面を打つ波紋が見えるほどの強い雨が。これ、天気大丈夫かな。

6月中旬梅雨明け間近の石垣島2年ぶりの竹富島の姿
まぁでも雨に降られたら降られたで、仕方がないか。なぜか八重山のみで発動する、僕の中に存在するわずかな楽観。そんな気持ちを知ってか知らずか、2年ぶりの竹富島は相変わらずの特徴的な薄い島影で迎えてくれます。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島2年ぶりとなる竹富島との再会
あぁ、ついに、ついに、いよいよだ。得も言われぬ高揚感と嬉しさ、そして何故だか同居する若干の切なさにも似た感情を抱きつつ、2年ぶりとなる竹富島に上陸。ただいま。無条件にそう言いたくなる、静かに時間の流れる地上の楽園。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島2年ぶりの再会となるコンドイビーチ
港からは、船の到着に合わせて運行している『竹富島交通』の路線バスに乗車。赤瓦や珊瑚の石垣が連なる集落を眺めつつ揺られること10分ちょっと、島内唯一の海水浴場であるコンドイビーチに到着。石垣はあれほどの雨だったのに、それが嘘のようなこの青さ。2年ぶりに触れる豊かな青に、早くも心は八重山色に。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島2年ぶりに浴びるコンドイビーチの青さ
なんだろう、今日のコンドイビーチは柔らかい。これまでの眩いほどの鮮烈な青さとは違い、空も海も砂浜も、なんだか優しいパステル色。今まで出会ったことのない新たな青さに、もっともっと竹富島を好きにならずにはいられない。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島パステルカラーに彩られたコンドイビーチ
海も空も、その青さは太陽の光が奏でるもの。だからこそ、陽射しの加減でその色彩は無限大に。そう頭では解っていても、親しんできたコンドイビーチとはまた違った色合いに思わずため息が漏れてしまう。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島コンドイビーチに流れ着いた西之島の軽石
そしてもうひとつ、今日のコンドイビーチがいつもと違う点。それは各地に漂着し問題にもなった、西之島の生んだ軽石。ここへも小笠原から遠路はるばる流れ着いています。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島2年ぶりの八重山の海に足を浸ける
少ないとはいえ、人々の姿が戻ってきた今年のコンドイビーチ。気に入った眺めの場所が見つかるまで砂浜をのんびり歩き、シートを敷いていざ海へ。そして訪れる、2年ぶりとなる八重山の海との再会の瞬間。先ほど降った雨のせいか、灼けはじめた足に伝わるひんやりとした感触が心地良い。

6月中旬梅雨明け間近の竹富島視界を染めるパステルブルー
八重山を訪れるのはこれで6度目。いつもは明らかに全力の夏とはっきり判るような気候。でも今日は、何となくそれとはちょっと違う。空の青さも、そこを泳ぐ雲の感じも。それらを映す海も柔らかく、視界の全てがパステルブルー。

ほんの少し冷たく感じる海、肌を撫でる重たく湿り気のある風。そして、控えめに世界を染める南国の青。あぁ、まだきっと、梅雨と夏の狭間なんだ。いつも訪れる時期の夏しか知らない僕でも、空気が違うことは何となく感じる。その新たな青さに包まれ、またひとつ竹富の新たな色彩を覚えるのでした。

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