雲行きの怪しくなった、城崎行き。ほとんど寝た気がしないまま朝を迎えましたが、東郷湖はまさにこれから朝を迎えようという美しい姿を見せてくれました。天気、良くなりそうなんだけどなぁ・・・。
いくら自分が悩んでも、JRさんが頑張ってくれなければ列車は動きません。いつまでも考え込んでいても事態は変わらないので、寝ぼけた頭を雪景色の朝風呂でシャキッとさせ、朝食を頂くことにします。
ふぐの一夜干しや温泉卵、のり、和え物といった純和風の品々が並ぶ朝食。でも、正直言うと不安とショックで味のほうは、ほとんど覚えていないのです。
それでも美味しさを覚えているのが、このおつゆ。東郷湖で獲れたというしじみを使ったしじみ汁は、だしがしっかりと溶け出しホッとする美味しさ。波立つ心をすこしだけ落ち着かせてくれる、そんな優しさがあります。
あれよあれよという間に訪れ、失意の中立ち去ることとなった初のはわい温泉。次回は、もっといい状況で訪れたい。そう思いつつ日本のハワイを後にするのでした。
昨日のこの時間も立っていた、倉吉駅のホーム。今日は無事に鳥取までは行けそうです。倉吉始発の京都行き、スーパーはくとに乗車し、城崎行きを占う地である鳥取駅を目指します。
鳥取までは自由席に乗車。どことなく和を感じさせるような、落ち着いた柔らかい雰囲気を持つ快適な車内。この車両は、陰陽を高速で連絡するために造られた平成生まれの第3セクター、智頭急行が所有する車両。JR西日本とはまた違った趣を持つのも納得です。
青い空と海に挟まれるようにして並ぶ、白い雲と白い家並み。普通の海沿いの風景といえばそれまでですが、やはり地方それぞれ、表情が違うような気がするのは僕の思い込みなのでしょうか。
列車はディーゼルの唸りを上げ、坂を登りつつだんだんと海から離れていきます。雪化粧を纏った、木壁が印象的な小さな家並みも離れてゆき、まもなく鳥取の市街地に入ります。
鳥取県の県庁所在地、鳥取駅に無事到着。光に照らされた眩いばかりの雪景色が、僕たちを迎えてくれます。
ここでこの先の予定について情報収集。昨日も今朝も、倉吉の駅員さんは鳥取より先のことについては判らないみたい。ということで淡い期待を持って鳥取まで来ました。鳥取でなら、その先の運転計画、見通しなど少しは判るかもしれない、と。しかし、その期待はあっさりと否定されました。今まで生きてきた中で感じたことの無いほどの不快感を以って。
以降、JR職員とのやり取りをかいつまんでの記事になります。僕は、普段は絶対にブログにマイナス要素を書こうとは思いません。楽しいブログにしたいから。でも、書かずにはいられなかった・・・。
ここから先は、いつもの「旅は未知連れ」では無くなります。読みたくない方は、ここでページを閉じてくださいね。
この部分にその経緯を書いてありました。半日ほどUPもしていました。ですが、読み返してみて自分の綴った言葉の醜いこと。
今でもその時のJR西日本の対応に関しては怒り心頭です。ただ、それを文章として残してしまうのはちょっと違うかな。
こんな小さなブログで書いても大企業が変わるわけでも無いし、自分の怒りを公表したところで、楽しくなる人も皆無なわけで。
ということで削除しました。やっぱりここブログは、楽しいことだけ書かなきゃ。そう再認識させていただきました。
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