自転車での淡路島への唯一の道、それは明石と岩屋を結ぶフェリー。ホテルをチェックアウトし、まずはそのフェリー乗り場へと向かいます。
神戸市も外れの垂水区にある公園からは、明石海峡大橋の雄大な姿を眺めることができます。しまなみ海道のように、この橋も自転車で渡れればいいんだけどなぁ。
三宮から走ること1時間ちょっとで明石港に到着。今回乗ったのは通称「たこフェリー」。たこで有名な明石海峡にちなみ、船体にたこが描かれ、キャラクターもたこ。地元に愛されるフェリーです。(残念ながらたこフェリーは廃止となりました。現在は『淡路ジェノバライン』で自転車と共に渡ることができます。)
船が到着し、いよいよ乗船。淡路島北端の岩屋港まで約25分の船旅です。自転車と人でなんと580円の安さ。自動車航送料も安いらしく、多くの方々に利用されていました。
出航してすぐ、前方右手に淡路島が見えてきます。実は行きの国道2号線からもよく見えており、本当に近い場所に浮いていることを実感。
程無くして明石海峡大橋に大接近。陸から見るよりも、海上からの眺めの方がさらに迫力大。よくぞこんなところに橋を通したものだ、と思わず感心してしまいます。優雅に伸びるワイヤーの曲線が美しい。
こんなアングルから大吊橋を見ることができるのも船旅の醍醐味。明石海峡大橋をくぐると、もうすぐ淡路島。
まもなく淡路島は岩屋港に接岸。高鳴る胸を押さえ、自転車の元へと戻り下船の準備をします。
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