大阪に来たら絶対食べたい!そう決めていた串カツ。前回食べたときの感動といったら、もう忘れられないものでした。
お好みは東京でも大阪の店が進出してきたりで食べられますが、この串カツだけはどう頑張っても東京では食べられません。東京では串揚げという別の食べ物になってしまうのです。
そんな高くてお上品なものはいらない。串カツ食わせろ~!ということでお邪魔したのは、『だるま難波本店』。法善寺横丁の出口まん前に位置します。
ここは旨いと有名な店で、さらに連休中のため長蛇の列。席につくまで45分程並びました。お預けを喰らった僕は早速注文。串カツが出てくるまでの間、ビールに大阪名物どて焼きで待ちます。
どて焼きは白味噌ベースのもつ煮。東京のもつ煮とは違いちょっと甘め。白味噌のまろやかなコクと甘味がモツの脂とマッチして旨い。
そしていよいよ待ちに待った串カツの登場!串カツは、串揚げとは比べ物にならない位細引きのパン粉を使用しているので、驚くほどの薄衣。
「2度付け禁止」の特製ソースに浸してほおばれば、薄いのにカリッと強烈に存在をアピールする衣の中から、さまざまなネタが湯気と共に顔を出します。
この衣の薄さが重要。いくら食べても油でもたれたりせず、どんどん食べられちゃいます。ソースもバランスが抜群で、甘ったるくなくスパイシー。でも飽きの来ない濃さ。串カツは衣とソースで決まると言っても過言ではないでしょう。
あぁ、僕はこれがずっと食べたかったんだ~(涙)東京にも店を出せ~!そしたらきっと流行ると思うんだけどなぁ。この記事を書いているそばから食べたくなるのでした。また大阪行かなきゃ。
恋しくてたまらなかった串カツ、本当はそれで満腹になるつもりでしたが、やっぱりここは食い倒れの街。串カツに未練を残しつつ他の大阪グルメを堪能することにしました。
大阪と言えばたこ焼きははずせない、ということで道頓堀にある『赤鬼』でたこ焼きを購入。
前回来たときも2度ほどたこ焼きは食べましたが、印象は普通。今回もたこ焼きはたこ焼きなのかなぁ、と思いつつ一口。
中からダシの香りがブワッと溢れてきます。食感は今流行の外はカリカリ系ではなく、昔ながらの柔らかめ。小さい頃から馴染んだ食感です。
いやぁ、このたこ焼きは旨い!こんなにベースの旨味が効いたたこ焼きは初めて食べました。きっとこんなたこ焼きが多いから、大阪のたこ焼きが美味しいと言われるのでしょう。納得の一品。
大阪滞在は今晩だけなので、今のうちに散策。ここはアメリカ村、東京の原宿渋谷のようなところです。
夜の御堂筋。大阪に行ったことのない人でも、この通りの名前を知っている人は多いのでは。地下鉄の路線名や、歌の名前にもなっています。この通り、こんなに広いのに一方通行。関西の道路事情は東京と大きく異なり、初めて行くと戸惑います。
夜の大阪をプラプラ満喫し、ホテルへ帰ることに。その途中に立ち食いうどん屋『天政』を発見。関西と言えばうどん。前回来たときに大阪のきつねうどんを食べ損ねたので迷わず入店。
これぞ関西、と言う薄味のダシに少々濃い目の大判お揚げとたっぷりの香り立つ青ネギ。やっぱり関西はうどんがいいですね。
それにしても何故こんなに色も薄く塩分も薄めなのに、味はしっかりしているのでしょう。東京人には真似できません。これを食べてしまうと、東京の真っ黒に染まったうどんは抵抗があります。
周囲を観察してみると、みんな麺と一緒にかやくご飯やちらしを食べており、文化の違いにちょっと驚き。東京で立ち食い蕎麦屋と言えばおにぎりかおいなりです。
またお金の支払いもびっくり。前払いや後払いではなく、商品が出てきたときに支払うのです。僕はてっきり後払いだと思っていたので、後から入った人が商品と引き換えにお金を払っているのを見て、恥ずかしくなってしまいました。最後にお金払うとき気まずかったなぁ。
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