瀬戸内しまなみサイクリング紀行 ~1日目 ①~

500系のぞみ

7:30発ののぞみ号で岡山へと向かいました。 この時刻にしたのはもちろん理由があります!

新幹線の登場で一度は世界最速鉄道の栄冠に輝いた日本ですが、その後は海外にその座を奪われていました。

その日本の鉄道を再び世界王者(タイ)にしたのが、この500系。こうして日本が生んだ「SHINKANSEN」は再び世界最速を名乗ることができるようになったのです。

しかし、その功績もむなしく、乗り心地や居住性が新型N700系に劣るという理由により、東海道新幹線への乗入れ引退が決まってしまったのです。

そこで、僕はこの500系にどうしても乗り納めしたく、この時間にこだわりました。現在となっては500系が東京へ姿をあらわすのは僅かになってしまったからです。

今回初めて姫路より先まで新幹線に乗車したので、時速300kmは初体験。それまでおとなしく走っていた500系は、300km/hに達するとウワサ通りいきなり牙を剥き暴れ始めました。

体は持ってかれそうになるし、うるさいし、揺れるし、緊張で肩はこるし。こりゃぁ評判が悪いのは判らんでもない・・・。

でもこの電車は日本で初めて営業運転で時速300kmを達成した電車。その開発は手探りだらけだったんじゃないでしょうか。そのなかでこれだけのクオリティーを保てたのは凄いと思います。

N700系はその10年後にデビューしました。その間の技術の進歩は計り知れません。その新型と、パイオニアである500系を比べるのは余りに酷です。

電車に興味がない方でも、「500系のぞみ」を知ってる方は多いでしょう。その航空機を思わす洗練されたスタイルと、青白一色だった東海道新幹線の中で、唯一異彩を放つ独特なカラー。彼はまさに異端児でした。本当にカッコいい!!カッコよすぎます。500系のぞみよ、永遠に!

駅弁東海道

ちょっとアツくなりすぎました。反省。列車旅といえば駅弁!今回はほとんど利用しない東海方面ということで、ホームに並ぶ駅弁もいつも見慣れているものではありません。そんな中、その名も「東海道」という幕の内弁当があったので購入。

駅弁東海道中身

中身はいたって普通の幕の内弁当でした。味付けは若干濃いかなぁ・・・。僕は食べなれているせいか、東日本を担当するNREの方がおいしく感じました。といってもマズイ訳ではないのでくれぐれも誤解無く。

アンパンマン列車

今回は自転車旅なので、恒例の車内でのお酒紹介はありません(泣)東京から3時間20分程度で岡山に到着。東海道・山陽新幹線はどこまで乗っても家があるので、あまり遠くに来た実感が湧きません。

乗り換える途中、四国方面への特急列車に使用される「アンパンマン列車」が停まっていました。東京では見られない車両を見るのも、遠くへ来た楽しみの一つ。

快速マリンライナー

岡山から乗車したのが、「快速マリンライナー」。高松まで乗り換え無しで連れていってくれます。

先頭車の1両は2階建て車両になっており、2階と眺めのよい前方部分がグリーン車になっています。僕は普通車に乗車。それでも関東のカッチコチの座席になれている僕にとっては、西日本の車両のグレードの高さに驚きます。

瀬戸大橋からの眺め

列車はいよいよ瀬戸大橋へと入りました。瀬戸大橋は上下2段構造で、上層部が自動車道、下層部は鉄道になっています。数え切れないほどの小島が浮かぶ瀬戸内海を、ゆっくりのんびりと進んでいきます。

瀬戸大橋から瀬戸内海を覗く

下を覗くと、ご覧のとおりスッカスカ。こんなところを左右に体を揺らしながら列車は走って行きます。結構怖い。でも光り輝く瀬戸内海のエメラルドグリーンがとってもきれい。

サンポート車内の愛車

坂出でマリンライナーを降り、「サンポート」という列車で善通寺駅へ。秋だというのに気温が高く、瀬戸内特有の時間の緩やかさも手伝って、ついついまどろみそうになります。

善通寺駅

東京駅を出てから5時間弱、自転車旅行のスタート地点である善通寺駅に到着。こんぴらさんで有名な琴平駅の1つ手前に位置します。

瀬戸内しまなみサイクリング紀行
来島海峡大橋と愛車
2008.10 香川/岡山/広島/愛媛
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