碧の八重山、至極の夏。~1日目 ①~ | 旅は未知連れ酔わな酒

碧の八重山、至極の夏。~1日目 ①~

羽田空港第2ターミナルに並ぶたくさんの全日空機 旅行記

今年もついにやってきた、僕の夏!去年初めての石垣で強烈な感動を覚えた僕は、すっかりその南国感の虜に。

そんな僕を今年も八重山の地へと誘ってくれるのが、青い翼全日空。羽田空港第2ターミナルの展望デッキへと登ってみれば、無尽蔵とも思える数のANAが並んでいます。

この飛行機の数だけ、行先がある。その座席の数だけ、人それぞれの旅がある。そう思うと、何とも言えぬ浪漫を感じずにはいられない。空への旅は、陸路とはまた違った浪漫に満ち溢れています。

ANA全日空777沖縄那覇空港行き
去年のブログでは嫌だ嫌だと言っていた飛行機も、1年ぶりとなる今年はもう全然余裕。それどころか去年久々に味わった飛ぶという感覚に、僕の中の飛行機愛がすっかり復活してしまいました。

1年振りに味わう開放感、そして目にまぶしい大空の青さ。陰鬱とした梅雨の東京に別れを告げ、僕の好きな777は沖縄をめざしてどんどん高度を上げてゆきます。

全日空機内販売すだち酒とじゃがポックル
大型機ならではの安定感満ち溢れる飛行を続ける、トリプルセブン。快適な機内の優雅な時間を愉しもうと、今年も機内販売を頼みます。

今回選んだのは、徳島の鳴門鯛が造るすだち酒。清酒にすだちとはちみつの風味が加えられたもので、これはストレートですっきりと美味しいひと品。

そのお供は、同じく機内販売で手に入れたじゃがポックル。あぁこの味、何年ぶりなのだろうか。南国へと向かう機内で味わう北国の味。こうして日本全国を旅することができるのも、飛行機があればこそ。久々に北海道へも、行きたいなぁ。

ANA那覇行き機内から眺める青空と白い雲
美味しいすだち酒にほろ酔い気分で眺める景色。青い空にはもこもことした白い雲が浮かび、陽射しを浴びてきらきらと輝きます。この高揚感、浮遊感。やっぱり飛行機、たまらない。

初の沖縄本島那覇空港
青い翼で大空の旅を楽しむこと2時間半、那覇空港に到着。今回は時間の都合で乗り継ぎ便となりました。僕にとってはこれが初めての沖縄本島。着陸前に見えた那覇の街は、やはりここが沖縄の中心地、大都会であることを感じさせます。

ANA737型機石垣行き離陸し小さくなる沖縄本島
初の沖縄本島、滞在時間はたったの25分。到着後すぐに石垣行きに乗り換え、あっという間に離陸します。眼下にはどんどんと小さくなりゆく那覇の街。僕はまだ、八重山しか体感したことがない。いつかは本島も訪れてみたいものです。

初沖縄本島に続き、こちらも初体験。那覇から石垣へと向かう飛行機は、小型機であるボーイング737。通路が1本しかない小型機に乗るのは初めてなので、正直緊張していました。

機内にはテレビモニターはなく、久々に見る生の救命胴衣着用デモンストレーション。うわぁ懐かしい。そんなことを思っているうちに、身軽な飛行機はあっという間に離陸してしまいました。

子供の頃からジャンボや777しか乗ったことがなかった僕。飛行機は小さくなるほど揺れるものという勝手なイメージを抱いていたため、このサイズ感にやっぱりひやひや。

ですがそんな心配をしていたのも最初だけ。飛び立ってしまえば大型機と同じく快適飛行。それどころか、50年前はこのサイズの飛行機で大陸まで飛んでいたかと想像すると、技術の進歩の速さを実感せずにはいられません。

南ぬ島石垣空港着陸直前に見える珊瑚礁
那覇から石垣までは400kmちょっと。高度を上げるまもなく下降を始め、気がつけば眼下には美しい珊瑚礁が。そうだよ、これこれ!1年前に味わった感動がよみがえるこの青さ。

さあいよいよだ!!幸せが約束された地上の楽園との再会までもうまもなく。ふらりふらりと揺れる飛行機に、僕のこころはすっかり夢見心地になるのでした。

碧の八重山、至極の夏。
由布島へ向かう水牛車と青い空
2017.7 沖縄
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●1日目(東京⇒石垣島)
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●2日目(西表島・由布島)
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●3日目(石垣島滞在)
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●4日目(フサキ・舟蔵の里)
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●5日目(竹富島⇒東京)
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