碧の八重山、至極の夏。~5日目 ①~ | 旅は未知連れ酔わな酒

碧の八重山、至極の夏。~5日目 ①~

石垣島ビーチホテルサンシャイン3日目朝食 旅行記

石垣島で迎える最後の朝。今回は去年よりも1泊長い滞在でしたが、楽しい時というのはあっという間に過ぎてしまうもの。この楽園を肌に感じられるのもあと数時間。それに備え、美味しい朝食でしっかりと腹ごしらえします。

今朝のメニューは、やっぱり和食。お気に入りの八重山かまぼこにスパムチャンプルー、ゴーヤー入り肉団子とご飯に合うおかずが並びます。

その中でも印象的だったのが、青パパイヤのチャンプルー。青パパイヤはその見た目から、もっと青臭いものを想像していました。が、実際食べてみると全くクセが無くしゃっきしゃき。パパイヤと言われなければ、ただの野菜としか思えません。

石垣島ビーチホテルサンシャイン客室から望む晴れ渡る八重山の青い海

美味しい朝ごはんをお腹一杯食べ、部屋へと戻ります。このホテルに到着した日は台風に見舞われましたが、それも遠い過去であったかのよう。眼前には、抜けるように青い空と、どこまでも青い海が広がります。

もうすぐチェックアウトの時間。滞在中一番の青さに輝くこの景色を、眼に心に焼き付けるべく、時間の許す限り眺めます。

晴天に光り輝くちょっちゅね~
晴天に 光り輝く ちょっちゅね~ 具志堅さんこんにちは!3日前は曇天に鈍く光っていましたが、やっぱりこのブロンズ像の背景には青が似合う。夏の日差しを浴びた具志堅さんは、心なしか躍動感が増しています。

ちなみにホテルからは、『石垣島ドリーム観光』の送迎バスを利用。この船会社なら、ツアーだけでなく定期航路利用者でも予約すれば送迎してもらえるのでとても便利でお得。

石垣島ドリーム観光竹富島行き高速船
具志堅さんにご挨拶を終え、『石垣島ドリーム観光』の竹富島行き高速船に乗船。八重山観光と安栄観光のチケットは使えないので、運行時刻はHPで要チェックです。

石垣島沖合に停泊する豪華客船ゴールデンプリンス号
高速船はエンジン音高らかに、竹富島へ一直線。途中では、沖合に停泊していた豪華客船(ゴールデンプリンス号かな?)の真横を通過。いいなぁ、いつかはこんな船旅もしてみたい。客船は一生に一度は!と思い続けている、長年の夢。

一年振りの竹富島
青い海に映える白亜の客船の姿に目を奪われつつ、あっという間に竹富島に上陸。岸壁に集まる送迎車の中から、今回は『友利観光』にお世話になることに。

さっそく自転車を借り、一年振りに走る竹富島。汚れのない青空に、白く輝く砂の道。それらの色彩を引き締めるように続く石垣が、この島をこの島たらしめている。二度目の訪問ですが、その感動は色褪せることがありません。

夏真っ盛りの竹富島カイジ浜
竹富島の集落美を楽しみつつ走ることしばし、静かな海が広がるカイジ浜に到着。ここは別名星砂の浜といい、砂浜にはたくさんの星の砂が紛れているそう。

去年もチャレンジした星の砂探し。去年は見つけられませんでしたが、今年は短時間であっという間に発見!早速デジカメで、と思ったところで風に吹かれてどこかへと消えてしまいました。でも、この目で自然の星の砂を見られただけでも満足、満足♪

青と白に支配された竹富島コンドイビーチ
続いてはすぐ近くに位置するコンドイビーチへ。道と海岸を隔てる深い森を抜けると、いきなりこの展望。世界の全てが青と白に支配されているかのような、爽快すぎる鮮やかさ。

竹富島どこまでも遠浅の海が広がるコンドイビーチ
どこまでも遠浅の海が広がる、コンドイビーチ。その深さや海藻により、海面は無限の青のグラデーションに彩られます。その美しさは、青という色彩は決して一色ではないということを知らせてくれるかのよう。

この世の楽園竹富島コンドイビーチ
地上の楽園。使い古されたありきたりな言葉ですが、ここへ立つともうそれ以外の形容詞は浮かばない。でも、この写真が伝える美しさはごく一部。肉眼で、肌で、心で観るこの光景は、一生に一度でもいいから味わうべき美しさ。

4泊5日、たっぷりのんびりだと思われた八重山の旅。それも残すところあと数時間。そのタイミングでこの景色を見てしまうと、後ろ髪を引かれずにはいられない。

この世にこんな場所があるなんて。日本にこんな素晴らしい楽園があるなんて。映像や写真では決して得られない、その場で得られるこの熱量。旅の醍醐味を改めて実感し、その感動に胸を震わせるのでした。

碧の八重山、至極の夏。
由布島へ向かう水牛車と青い空
2017.7 沖縄
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●1日目(東京⇒石垣島)
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●2日目(西表島・由布島)
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●3日目(石垣島滞在)
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●4日目(フサキ・舟蔵の里)
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●5日目(竹富島⇒東京)
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