碧の八重山、至極の夏。~2日目 ⑤~ | 旅は未知連れ酔わな酒

碧の八重山、至極の夏。~2日目 ⑤~

八重山観光フェリー西表島大原港発石垣島行き 旅の宿

深いジャングルと情緒豊かな水牛車のある風景で楽しませてくれた西表島ともお別れの時間。帰りは『八重山観光フェリー』の船に乗船し、石垣島を目指します。

だんだんと離れゆく西表島
豪快なエンジン音を轟かせ出港する高速船。緑に覆われた西表島がだんだんと離れてゆきます。

石垣島、竹富島、そして今回訪れた西表島に由布島。それほど離れた場所ではありませんが、島が違えば風景も雰囲気も違う。離島ってこういうことなんだなぁ。二度目の沖縄にして、離島の魅力にどんどん染まってしまいます。

曇天に鈍く輝く具志堅さん
曇天に 鈍く輝く 具志堅さん。今夜から明日に掛けて台風が接近するため、空模様は次第に怪しさを帯びはじめます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン
本来は路線バスに乗ってホテルへと向かう予定でしたが、雨が降り始める前に着きたいとタクシーを利用。離島ターミナルから10分程走り、『石垣島ビーチホテルサンシャイン』に到着。タクシー代も1000円ちょっとと、市街地に出るにも便利。

石垣島ビーチホテルサンシャインオーシャンビューの客室
そしてここが、これから3泊4日の間のんびりする客室。白を基調としたシンプルな内装で、窓からは青い海と竹富島が一望のもとに。

石垣島ビーチホテルサンシャイン客室から望む西表島
ベランダへと出て視界を右へと移せば、つい先ほどまでいた西表島の姿も。どうやら西表島あたりはもう雨が降り出しているようです。

石垣島ビーチホテルサンシャインプール
この日はレストランが混雑しており、20時から夕食開始の予定。それまでの間、のんびりと散歩でもすることに。

ホテルの前の海は遊泳禁止のため、滞在中はこのプールを使うことになります。海に続くように造られたプールは解放感抜群。明日はきっと台風一過。どんよりとした空模様に、強い陽射しと青い海への期待を重ねます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン前の砂浜
プールの先には防波堤が延び、そこから下りるとこぢんまりとした砂浜が。こんなに市街地に近いのに、砂は白く海水も清らか。八重山に来ると、海というものの概念が根本から覆されます。

沖縄のお菓子亀の甲せんべい
雨の予感を匂わせるむわっとした空気を浴びたところで、ホテル自慢の大浴場へ。温泉ではありませんが露天風呂まであり、お風呂好きとしては嬉しい限り。

旅の汗を流しても、夕食の時間まではまだまだ。そこでコンビニで見つけた「亀の甲せんべい」を開けることに。

分厚く硬いおかきをかじれば、ほんのりと広がるお米の甘さと香ばしさ。うす塩味の素朴な味付けに、思わず手が止まらなくなってしまいそう。お値段もこれだけ入って100円ちょっととかなりお手頃。すっかり気に入ってしまい、帰りにお土産に買って帰りました。

石垣島雲と夕日が織り成す幻想的な夕暮れ
オリオンビール片手に亀の甲せんべいをかじる怠惰なひととき。ベランダへと出てみれば、雲と夕日が織り成す幻想的な風景が。自然の生み出す光の芸術に思わず息を呑みます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン赤瓦レストラン波の詩
日がすっかりと暮れた頃、ようやくお待ちかねの夕食の時間に。沖縄らしい赤瓦が印象的なレストラン波の詩へと向かいます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン赤瓦レストラン波の詩スーナのサラダ
まずは去年食べてすっかりファンになってしまった、スーナという海藻のサラダを。シャッキシャキとした独特な食感のスーナにドレッシングが絡み、もりもりと箸が進みます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン赤瓦レストラン波の詩ジーマミ豆腐の揚げ出しとゴーヤーチャンプルー
続いては落花生で作られた豆腐であるジーマーミ豆腐の揚げ出しと、沖縄といえばやっぱり外せないゴーヤーチャンプルー。これを食べると、沖縄に来たという実感が一層湧いてきます。

石垣島ビーチホテルサンシャイン赤瓦レストラン波の詩ラフテー
そしてこちらも沖縄名物、ラフテー。皮付きのものは初めて食べましたが、ラフテーには豚の皮があってこそなのだと納得。

生の皮からは到底想像できないような、柔らかでいてコラーゲン感あふれる独特の食感。薄めの上品な味付けにもかかわらず、クセや臭みなども全くありません。

今夜は台風が接近するため、夕食後は夜更かしせずに早めの就寝。いやぁ、それでも凄かった。このとき僕は、台風の本場の凄さを経験することになるとは知る由もありませんでした。

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碧の八重山、至極の夏。
由布島へ向かう水牛車と青い空
2017.7 沖縄
旅行記へ
●1日目(東京⇒石垣島)
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●2日目(西表島・由布島)
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●3日目(石垣島滞在)
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●4日目(フサキ・舟蔵の里)
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●5日目(竹富島⇒東京)
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