碧の八重山、至極の夏。~4日目 ②~

木陰から眺めるフサキビーチ

朝の散歩を終えてホテルで一旦休憩し、今度はお昼の散歩へ。ホテル前の海には入れないので、のんびり歩いて30分程の位置にあるフサキビーチまで来ました。

渚に白いパラソルが並ぶフサキビーチ
渚に白いパラソル、そんな歌を体現したかのような光景。地上の楽園というべきこの景色に、自分の全てが解放されてゆくのを感じます。

フサキビーチのシンボル白い桟橋
フサキビーチのシンボルとも言える、白い桟橋。海に突き出た橋上に立てば、まるで船の甲板にいるかのよう。全身に受ける海風が、日常の全てを拭い去ります。

フサキビーチでのんびり海に浸かる
壮観な景色を満喫し、いよいよお待ちかねの海へ。太陽光線を浴びた海は、不感温浴のような心地よさ。

寄せては返す波のリズムに身を委ねれば、何もかも忘れて無になれる。日が暮れるまで、ずっとずっとこうしていたい。そう思わせる力が、八重山の海にはあるのです。

オリオンビール片手に散歩するフサキビーチ
海と砂浜を行ったり来たり、ゆったり過ごす贅沢な時間。ですがさすがに暑くなってきたので、キンキンに冷えたオリオンビールを補給することに。

海と空に骨抜きにされ、空っぽになった体の隅々まで浸みわたるオリオンの爽快感。生きててよかった。そんなことを思うなんて、どれくらいぶりだろうか。なんだか色々なものが全部どうでもよくなってきます。

フサキビーチ珊瑚の横を歩くヤドカリ
ふと視線を足元へと落とせば、珊瑚の横を歩くヤドカリが。歩いては止まり、歩いては止まり。そうだよね、たまには立ち止まって休まなきゃ。ヤドカリが僕に何かを教えてくれた気がします。

フサキビーチ炎天下の下懸命に咲くハマヒルガオ
そして浜辺には、炎天下の下懸命に咲くハマヒルガオが。この強い陽射しに耐えているのか、それとも太陽の恵みを喜んでいるのか。海風に揺れる小さな花には、自然に打ち勝つ強い力が込められています。

フサキビーチを歩き琉球観音崎灯台へ
陽射しと海風、そして波の音に包まれのんびり歩く砂浜。気がつけば、琉球観音崎灯台までやってきました。青さの中輝く白亜の姿に、思わず目を細めます。


フサキリゾートヴィレッジCafe&RestaurantNatura菜園ランチのハーフバイキング
たっぷりと八重山の自然を浴びたところで、フサキビーチへと戻ります。時刻はちょうどお昼どき。フサキリゾートヴィレッジの中にある『Cafe & Restaurant Natura』で昼食をとることに。

こちらのレストランでは、月曜日~土曜日のランチにはハーフビュッフェが付いてきます。サラダやスープもありますが、ここはやはり沖縄らしいものを食べたいところ。

まずは初体験のナーベラー(へちま)のそぼろあんから。へちまはクセがあるかと思いきや、冬瓜にも似たあっさりした味わい。干したらああなるだけあり、だしをたっぷり吸ったジューシーさがたまりません。

続いてはこちらも初体験、グルクンの揚げ出し。ずっと食べてみたいと思っていた、沖縄県魚であるグルクン。タカサゴという和名だそうですが、そう言われてもやっぱりピンと来ない魚。

どんな味なのかワクワクしつつ食べてみると、ビックリするほどクセが無く上品な味。ホクホクとした白身は油との相性もよく、これなら飽きずにいつでも食べられそう。沖縄で親しまれている理由が分かります。

フサキリゾートヴィレッジCafe&RestaurantNatura八重山そば御膳
他にも白身魚の南蛮漬けや苦菜の白和えを味わったところで、お待ちかねのメインが到着。って、また八重山そばかよ、そうですよ。

こちらの八重山そばは、これまで食べたものの中で一番あっさり。先ほどのバイキングもそうですが、ホテルらしい上品さを感じます。

あっさり、じんわりと体に染みこむスープに、プリプリと歯触りのいい麺。添えられただし粉を加えると風味が変わり、味の変化を楽しみながら一気に平らげました。

フサキリゾートヴィレッジ近くで飼われているやぎと鳥
バイキングはやっぱり食べすぎる。美味しい料理にデザートまでたっぷり食べ、満腹のお腹を抱えてホテルへと戻ります。途中には、かわいいヤギの姿が。

そしてその前を颯爽と歩く、不思議な鳥。赤い目に、妙に長い足。そして鳥にもかかわらず姿勢よく歩く姿に、独特な気高さすら感じてしまいそう。

冨崎観音堂への参道
のんびり進むと、唐人墓の横からのびる参道が。どうやらお寺があるようなので行ってみることに。

冨崎観音堂
緑深い参道を進むと、鬱蒼とした森の中に佇むお堂が。この冨崎観音堂は300年以上の歴史があるお寺。初詣にはたくさんの人で賑わうのだそう。赤瓦のお堂は、和琉折衷の独特な雰囲気を放ちます。

石垣島の美しさにすっかり解放される時間。これを味わいたいがために、ここまで来てしまう。のんびりとした午後に、改めて自分の中の南国属性を確かめるのでした。